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2016年12月28日水曜日

目的の手段化?

どうもこんにちは

普段高校生に指導をしている時に最も気をつけているのは『手段の目的化』を避けることです

それについては以前もこちらのブログでお話ししました

例えばウェイトトレーニングであれば
筋力や身体操作性の向上が目的であり、ウェイトトレーニングはそのための手段です

目的が達成されるのであればその手段は何だって構いません
別にバーベルを使わなくても、重い石を毎日持ち上げたり牛と綱引きをしたっていいのです

「ウェイトトレーニングをする」ということが目的になってしまい、実施内容がマンネリ化したりダラダラとウェイトルームで時間を過ごすのみになってしまうような状態にならないように常に注意しています


ところで
巷では4週間で開脚できるようになるとか何とかいう本が流行しているようで、ここ最近患者さんによく「あの本はどうか」「開脚できるようになるといいことがあるのか」
と聞かれます

読んでいないので何とも答えようがないですが、ネットでの評価やレビューを読むと開脚をできるようになると「痩せる」とか「腰痛が治る」というようなことが書いてあるようです

でも冷静に考えてみてください
お相撲さんはみんな股割りできますが、すごい体重ですよね
もともと開脚できる人はそのままどんどん痩せていくんでしょうか

開脚ができるからと言って痩せやすいとか腰痛にならないということはありません

しかしながら
もともと開脚ができない人が、開脚できるようになるにはかなりしっかりと股関節周囲のストレッチングをしないといけません
4週間でできるようになろうと思うとなおさらです

そう考えると
開脚をできるようになるための体操やストレッチングは結構な運動量になります
股関節周囲をしっかりと動かすことは腰痛予防にも大変効果的です


なので

開脚ができるから痩せやすいとか腰痛にならないのではなく、
開脚をできるようにするために運動することでカロリーを消費する、そもそもその体操が腰痛体操の代わりになることで腰痛を改善してくれる

ということでしょう


いうなれば開脚をするという目的が、腰痛改善やダイエットといった効果に対する手段になり得るということですね

『目的の手段化』です



…それでは!


おまけ
今年の自宅の暖房は「アラジン」です
青い炎に癒されます










2016年12月20日火曜日

痛み止め、うまく使いましょう

どうもこんにちは


いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます

接骨院のブログを読まれているということは身体に何らかの「痛み」を持っている方であると思います


ということで、今回は「痛み止め」について書きたいと思います


接骨院では痛み止めなどの薬を処方したり販売することはできませんが、現在は「ロキソニン」が薬局で処方箋なしで買えるなど、効果の強い鎮痛薬が気軽に手に入れられます

もちろん痛み止めや注射などの薬物療法を希望しないために接骨院に来院される方もいらっしゃいますが


私は痛み止めのお薬は状況に応じて上手に使うべきだと思っています


例えばぎっくり腰と言われるような急性腰痛症は、できるだけ早く痛みを抑えて通常の生活を送れるようにすることが、以後慢性腰痛に以降しない為に非常に大切であり、その為に痛み止めを服用することは有意義だと考えられます

また一般的な消炎鎮痛薬には「抗炎症作用」も持ち合わせているので、打撲や捻挫といった一般的な怪我の急性期にも必要以上の腫れや炎症を起こさないようにするという目的に対して使用することは有効です


しかし、反対に慢性腰痛や変形性関節症の疼痛に対して、アセトアミノフェン(商品名カロナール他)は疼痛や日常生活の改善における有意義な効果が見られなかったという研究報告もあります

痛み止めのお薬は炎症や腫れを起こす原因となる物質の生成を阻害することで、痛みを抑えてくれるものであり、原疾患や怪我そのものを直してくれるわけではありません

痛み」は主観的なものであり、国際疼痛学会の定義でも「痛みとは実際あるいは潜在的な組織損傷に関連した不快な感覚・情動的経験」とされています

単純な炎症や腫れだけでなく、こわばり感や不快感といった感覚や自律神経の作用などが複雑に関係する慢性痛に対しては鎮痛薬は効果が低いのかもしれません


お薬は処方してくれるお医者さんの指示に従い正しく使用することが原則ですが、このような知識を持ち上手に活用することも大切でしょう


痛みが出そうで怖いからといった理由で痛み止めのお薬を漫然と内服したり、反対に本当に必要な時にまで内服することを我慢するといったことをせずに

専門家の指導のもとで正しく、かつ上手に活用しましょう!




…それでは☆


『何のために』やるのか、それが大切

どうもこんにちは

今回は短い記事

先日ウォームアップについての記事を書きました

怪我や傷害の予防という意味では運動の構成の中でウォーミングアップ(すなわち準備運動)は非常に大切なのは間違いありませんが

それでも本当に大切なのは
『何をやるか』ではなく
『何のためにやるか』
です

フィジカルトレーニングにおいても同様で

同じメニューを行なうにしても
意味や目的を理解せずに形だけ「こなす」ようなやり方では意味がありません

「一流の選手がやっているから」
「流行っているから」
「最新だから」
「あの有名な〇〇が言っているから」

といった目先の情報に飛びつくと本来の意味や目的がないがしろになりがちです

やるべきことを明確にした上で、何のためにやるのかを意識して何事にも取り組みたいですね



…それでは☆



おまけ

北海道に住む弟から今年も牡蠣が届いた。
ここ最近は最低気温が連日マイナス15℃ほどらしい…



厳しい環境が美味しさを生むのだろう







ヒートショック

どうもこんにちは

毎月協会から送られてくる、院内掲示用の「けんこう通信」

いわゆる骨や関節の話題だけでなく身体に関するいろいろな話題を掲載してくれていますが、今月は「ヒートショック対策」です

ヒートショックとは、急激な温度の変化により血圧の乱高下や脈拍の変動が起こることを言います(けんこう通信より抜粋)

例えば冬場に寒い脱衣室から熱いお風呂に急に入ったり、暖房のきいた部屋から寒い屋外に出るなどした際に起こります


急激な温度変化に身体が対応しようと血管が収縮したり拡張したりすることで、脳梗塞や脳梗塞、心筋梗塞などを起こす危険性があります


また入浴時には、急激に血圧が下がることで脳貧血を起こして気を失い、浴槽で溺れることもあるようです


日本では年間1万人以上がこのヒートショックが原因で亡くなっているそうです


お風呂でのヒートショック防止策も掲載されていたので、軽く紹介させていただきます

①脱衣所を暖房で暖める
②湯船の蓋を開けておく
③湯温を41℃以下にする
④一番風呂を避ける

などなど、とにかく急激な温度変化を避けるようにすることが重要です

他にも、身体の準備として
・食後1時間以上開けてから入浴する
・飲酒して入浴しない
・入浴前後に水を飲む

なども有効です



寒い季節に熱いお風呂は格別に気持ちが良いですが、「自分は大丈夫」と思っていると突然襲って来るものです
特に65歳以上の方はご家族の方も気をつけてあげれるといいかもしれません

寒い日が続きます

残り少ない2016年を健康的に過ごしましょう!

…それでは☆

2016年12月15日木曜日

最近の院内

どうもこんにちは

あと10日でクリスマスですね
ということで最近の院内BGMはクリスマスソング

「Nat "King" Cole」のクリスマスソングアルバムを流しています


音楽に詳しいわけではないですが
これがなかなか良いですね
本物の良さがあるというか、とにかく癒されます

患者さんからも非常に好評です♪


さて接骨院の公式ブログでありながら全く院内の様子をブログでお届けしていないので、今日は最近の院内の様子をちょっとだけご紹介


・受付カウンターに診察券入れを設置(ようやく)
スタッフがすぐに対応できないときはこちらに診察券と保険証を入れてお待ちください


・梅昆布茶が復活
待合室のウォーターサーバーは熱いお湯も出ますので、待ち時間にお召し上がりください
スティックコーヒーも用意しておりますのでどうぞ




年明けに向けて漫画を刷新しようかとも考え中です
何かお勧めがあれば教えてください

…といった感じで、大した変化はありませんが
今年も残すところあと15日あまり

今年の痛みは今年のうちに!

身体の不調はいつでも希望ヶ丘接骨院にお気軽にご相談ください

年内は30日まで施術します



…それでは☆



2016年12月13日火曜日

ウォームアップについて

どうもこんにちは

現在サポートしている名古屋高校ラグビー部の新チームがついに本格始動。

始動に併せて今期よりウォームアップを刷新、私がプログラム構成を担当することになりました

スポーツにおける「ウォームアップ」は、
細分化すると

「狭義のウォーミングアップ」
→ストレッチングやジョギングや自転車などの有酸素運動などで血流量を増やし体を温める

「動作準備」
→ダイナミックストレッチ、ダッシュ、アジリティドリルなど、多様な動作を実施し、関節可動域を広げるとともに動きを思い出させる

「スキル確認」
→競技特異的な技術、戦術の確認

「メンタル準備」


といった要素で構成され、全行程が25分ほどで終わるようにプログラムを立てています



本来ウォーミングアップとは
関節可動域を十分に活用できるようにする、心拍数と体温をしっかりとあげ全身の血流量を増加する、神経系を刺激し最大筋力やトップスピードがいつでも出せるように準備する、という目的で行われる為ある程度の強度を持った運動を実施する必要があります

運動経験のある人であれば、試合が始まって一汗かいたあたりで体がほぐれ、動きが良くなってくるという経験をしたことがあるのではないでしょうか




学校の部活やレクリエーションレベルのスポーツ活動での準備運動や整理運動というと、どうしても「ラジオ体操」や「ストレッチ」という印象だと思います

しかしそれは「狭義のウォーミングアップ」の部分のみで、スポーツを実施するためには十分とは言えません

一度心拍数をしっかりとあげてきちんと汗を掻くところまで動くようにすることは、緊張をほぐし、意識を技術や戦術に集中することができるようにもなるという効果も期待できます


また

日頃の練習で良い動き覚える

ウォームアップで思い出す

試合で使う


という位置付けであることは変わりなく、日頃の練習でやっていないこと、できないことがウォーミングアップをしたからと言って急に試合でできるようになるわけではありません

構成する上ではこの辺りを考慮する必要もあるでしょう


怪我の予防やより良いパフォーマンスの発揮のために非常に重要な「ウォームアップ」ですが

皆さんも運動前には、目的を明確にした上で必要な要素をしっかりと盛り込んでウォームアップを行ってみてはいかがでしょうか?



…それでは!


おまけ


リハを再開!











2016年12月12日月曜日

脳震盪の話をしようと思ったら脱線

どうもこんにちは

先週末はフィギュアスケートのグランプリファイナルが行われました

昨年羽生選手が多選手と接触し脳震盪を起こした(様に見えた)にも関わらず競技を続行したことが物議を醸し、一般にも「脳震盪」という言葉が広く認知されるようになってから一年が経過するということになります


怪我を押してプレーを続ける、困難に立ち向かう姿には美しさすら感じますが
スポーツ指導や医療に関わる人間ならば、同じような場面に遭遇した時にどんな対応すべきか、常に考えていなければならないと深く考えさせられる出来事でした


当時もこのブログにて「SCAT」について書きましたが、いかなる競技であってももしも運動中に頭部や首に強い衝撃を受けてなんらかの症状を呈し脳震盪の疑いがある場合、必ず運動を中止し専門医による診断を受けなければならず、選手自身の判断でプレー続行の可否を決定することはできません

*以前のブログ「少しでも参考になれば」



これは選手の生命を守るため他ならず、ひいてはチームやスポーツ界全体に対する世間の信頼を得ることにもつながります

しかし、どんな類のスポーツ指導者であってもある程度の教育を受けている人であれば勉強しているはずなのですが、残念ながらなかなか周知が徹底できていないのが現状のようです

そのスポーツ独自の文化やルールが足かせになっていたり、先に書いたような古い体質が原因になっている可能性もあるでしょう

そう言った背景もあり、どんなスポーツでもルールによる線引きをしようという議論が最近は積極的に行われています


もちろん身体接触のあるなしに関わらずどんなスポーツであっても、脳震盪だけでなく多かれ少なかれ怪我のリスクがつきまといます

教員の部活動における負担の重さの問題が叫ばれている昨今、学校スポーツの現場では受傷リスクを考慮した安全面への配慮や怪我予防のエクササイズの実施、障害や外傷発生時の対応方法の教育を日頃から実施することができる、外部指導者を含めたスペシャリストの配備を進めるのはとても有意義なはずです


現在おかげさまで高校の部活動に少しだけ関わらせてもらっていますが、もし可能なら今後一つの部活動にとらわれない大きな枠組みで関わることができたらいいなぁなんてことも考えています


脳震盪の話から大きく逸れましたが…

とにもかくにも、これからも体の痛みや怪我で悩む人の力になれたらいいなと考える週末になったのでした☆



…それでは!




おまけ

先週ひっそりと誕生日を迎えいつのまにか33歳になりました。
週末の高校サポートで、学生からまさかの誕生日プレゼント



こういうのに弱いんだよなー



























 




2016年12月8日木曜日

ルーティーン

どうもこんにちは

最近は私がラグビー好きということが一般の患者さんにも知れ渡ってきまして

先日「五郎丸選手のあのポーズは何の意味があるの?」
と質問されました

「あれはプレ・パフォーマンスルーティーンと言って、一連の動作の確認をしているんですよー」
と言ってはみたものの

よく考えると自分でもうまく説明できず…


昨年のラグビーW杯で有名になった五郎丸選手のお祈りポーズや、メジャーリーガーのイチロー選手の侍ポーズなど、スポーツ選手がいつも同じパフォーマンスを同じメンタリティで遂行できるように行う(と思われている)「プレ・パフォーマンスルーティーン」

心理学のことはよくわからないのですが、この「プレ・パフォーマンスルーティーン」といわゆる「験担ぎ」は別物のようで

調べてみると
プレ・パフォーマンスルーティーンとは
”より効果的なパフォーマンスを生みだすための道筋(必要なことは何か、何をすべきかなど)が立てられているかを確認する合理的な手段として存在する”
そうです


正直言って、それでも全くもってよくわかりません

「前回の試合に勝った時、そういえば前日にカツ丼を食べたから今回もカツ丼を食べよう」
これは験担ぎ

「動作前に必要な準備がきちんと整っているか、体の角度は正しいか、距離感はあっているかなどを毎回同じリズムで確認する」
これはプレ・パフォーマンスルーティーン

といった感じでしょうか

五郎丸選手であればゴールポストと自身の身体の角度やタイミングを一定に保つことを目的とした一連の動作であり、イチロー選手であればピッチャーとの距離感や自身のバットの角度を測っているということで
動作やポーズ自体に儀式的な意味はないようです

ちょっとしっかり勉強してみたくなりました

これはまた機会があればもう少し調べてみることにします


それはさておき
日常生活でもルーティーンを設けている人って結構いますよね

それを遂行することに集中することで過度の緊張を和らげたり

大切な仕事などの前に行うことで、そこまでの準備に間違いやミスがないかの確認をしたり

手順化することで作業の効率を高めたり


毎日行う日課として自分に課して辛いことやり切れるように習慣化したり。


「ルーティーン」という言葉の意味が正しいかどうかは別にして
きっと何か良い側面がある気がします






実は私も
今年のはじめに
「毎日1試合以上ラグビーの試合を見る」「一日1本以上文献や有識者のブログ記事を読む」という二つを毎日の自分のルーティーンにすると誓ったのですが

お恥ずかしながら達成できたとは言えず

今年も残すところあと1ヶ月
せめて残りの1ヶ月はもう一度、気を引き締めて

良い形で一年を締めくくりたいものです




おまけ

犬山モンキーセンターのニホンザルのうちの一匹



「五郎丸ポーズ」でエサをおねだりすることで有名だそうです

これは験担ぎでも、ルーティーンでもなく
「条件付け」ですね
















2016年12月7日水曜日

リフレッシュ

どうもこんにちは

寒くなってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか

気温が下がると、体温を上げようと筋肉が無意識に弱い収縮を起こすので筋緊張が亢進し身体のこわばり感が増すことがあります

意識的に身体を動かして体温を上げることで、この余計なこわばり感を予防しましょう


そういうあなたは身体を動かしているの?
と聞かれるといけないのでこちらをご紹介


毎週火曜日の夜9時からおよそ2時間
名古屋市科学館横の白川公園でタッチフットというタックルなしのラグビーに参加しています

平日の夜に身体を動かしたいバリバリのラガーマンから 、ラグビーが上手になりたい学生、久々にラグビーボールを触りたくなった サラリーマンなど、非常に多彩なバックグラウンドを持った人々が集まり、夜な夜なラグビーボールと戯れています


昨日も楽しい仲間と思い切り身体を動かして汗をかいて、気分も身体もリフレッシュしてきました☆


名古屋の老舗クラブチーム「MECP」が主催しています
いつでも新メンバーを募集中なので
興味のある方は是非お気軽にHPからお問い合わせください


一緒に運動しませんか?


…それでは!








2016年12月6日火曜日

胃腸カゼ

どうもこんにちは

久々の投稿です
少し体調を崩していまして、それを言い訳に更新をサボっていました

巷では胃腸カゼが大流行中
例年よりも2週間ほど早くノロウィルスが流行入りしたそうです

実は私も流行りに乗っていたんですが
そんな中で経口補水液の効果を実感したのでご紹介したいと思います



経口補水液というと日本では熱中症の時の水分補給というイメージですが、近年は下痢や嘔吐による脱水時にも点滴よりも簡便に水分と電解質を補給できるということで経口補水療法が認知されてきています

最近はTVコマーシャルで所さんが出演している『OS−1』が代表的です


そもそも
発展途上国において、コレラなどの感染性の下痢によって命を落とす患者を救うためにWHOがORS(Orlal Rehydration salts)という粉末飲料を開発したのが始まりで

NaやK、Clなどの電解質を一定以上含んでいる、ブドウ糖が含まれている、浸透圧が体液よりも低い、などの要件を満たしたものが経口補水液として認められ、市販のスポーツドリンクとは区別されます
ガイドランとの比較

現在日本で入手可能な経口補水液一覧


経口補水液は、下痢や嘔吐、多量の発汗などで失われた電解質と水分を効率よく吸収できるように作られているため、胃腸風邪などの際にもミネラルウォーターやスポーツドリンクよりも胃に止まる時間が短く吐き気を催しにくいと言われています
(以前大塚製薬さんのお話を聞いた時に胃での滞留時間の比較を聞いたのですが、忘れてしまいました、またどこかに資料があったら載せます)

WHOやCDCが出している小児の急性胃腸炎に対する治療のガイドラインでも、軽度から中等度の脱水患者の治療の第一選択は経口補水液だそうです


もちろん一度に大量に飲めば吐き気を亢進してしまいますが、私の場合も水やスポーツドリンクに比べて経口補水液は吐き気を感じにくいと実感し、非常にお世話になりました



胃腸風邪であれ、熱中症であれかからないことが一番ですが、もしもなってしまった場合には上手に対処して乗り切りたいものですね!


今日からまたグッと冷えてくるようです
みなさん体調管理にはくれぐれもお気をつけください


…それでは!








2016年11月25日金曜日

ほねつぎプライド(症例紹介シリーズ:舟状骨骨折)

どうもこんにちは


通常の業務では最近なかなか出会うことのない「骨折」や「脱臼」ですが

元来接骨院は骨折や脱臼に対する応急処置からその後のリハビリを行う場所として認可されています

レントゲンを撮ったり手術をすることはできませんが
その分体表からの観察や徒手的な検査で骨折の有無を判断したり、身体に侵襲の少ない保存療法で怪我の治療をすることを得意としていて

私も当然そこに誇りを持ってしっかりと勉強しているつもりです


ありがたいことにほねつぎのキャリアとして最初の6年間は整形外科に勤務することができ、そこで多くの骨折や脱臼などの外傷に触れる機会をいただきました

手前味噌ですが、怪我の治療に関しては多少自信があります

もしお怪我をされて当院に来院された場合は
各種徒手検査とエコー検査により骨折や脱臼の有無や重症度の判定をさせていただき、必要な場合は提携整形外科への紹介、連携を取りながら治療を進める
もしくは当院でそのまま治療を継続するという形になります

お怪我をされた場合は是非一度ご相談していただけたらと思います


さて前置きが長くなりました
久々に症例紹介シリーズをお送りいたします

今日は「舟状骨骨折」です

まず「舟状骨」→「しゅうじょうこつ」と読みます

手首の親指側にある小さな骨ですが、非常に大切な骨で骨折すると非常に厄介なことで知られています

スポーツ中などに転倒し手をつくことで受傷することが多いこの怪我ですが、さほど痛みが強くないため放置されることが少なくありません


また受傷直後のレントゲン検査では骨折が画像に写りにくく見逃されやすいことも問題です

舟状骨は元々非常に血行が悪い骨のため、放置すると骨折部がきちんとくっつかずに「偽関節」と呼ばれる状態になってしまい、最終的には手首全体の動きが悪くなって行きます



放置すると数ヶ月かけて徐々に痛みが増したり握力が低下するため、怪我から数ヶ月後に病院を受診することもあります

そうなってからだと、骨移植などの手術が必要になってしまいます

この怪我を見逃さない為には、とにかく甘く見ないこと。

「これくらいの痛みなら放置してもそのうち治るだろう」
「病院行くの面倒臭い」と言って
後悔しないように

転倒して手をつき手首の親指の付け根あたりが腫れて痛みが出た場合は、必ず専門家の指示を受けましょう

CTやMRIなら早期から骨折の有無を判断できますが
仮に一度のレントゲン検査で異常なしと判断されても、痛みが続く場合には再度病院を受診するべきです



最近はとても良い治療法が確立されており、早期に治療を開始すればかなり短い治療期間で仕事やスポーツに復帰できるようになっています



もちろん当院でも対応、アドバイスさせていただきます
ご不安があればお気軽にお問い合わせください☆


(画像引用元:日本手外科学会出版物、「手外科シリーズ」より)


…それでは!







2016年11月23日水曜日

全然関係ない事も書いてみる

どうもこんにちは

今日は祝日
いつもより少しゆったりした朝です

希望ヶ丘接骨院は祝日も通常通りやってますので、お気軽にご来院下さい




突然ですが皆さんスマホ使ってますか?

私は先日スマホを卒業いたしました

思い起こせば8年前
iPhoneが発売されると同時に飛びついて購入してからずーっとiPhoneユーザーだったのですが
毎月の請求額の多さに嫌気がさして、見直すことにしました

最近はスマホからガラケーに乗り換える人が増えているみたいですね

あまり興味はないかもしれませんが
私の場合は


・インターネットでガラケーを購入(4000円くらい)
・スマホとガラケーをショップに持ち込んで機種変更手続き
→事務手数料が3000円ほど、2000円ほどの通話のみのプランに変更
・タブレットを購入し、格安のSIMカードを使って外でもインターネットができる状態に
→月々2000ほどのインターネット接続プランに加入

今後は通話のみのガラケーと、外でのインターネット接続用のタブレットという2台持ちになるわけですが

スマホの料金を毎月1万円近く払っていたので、タブレットの分割購入代金を差し引いても十分にお釣りが来る計算です

スマホを手放してみてわかるのは、今までどれだけ依存して生活してきたのかということ。
タブレットは利用していますがスマホより少し大きくなったことで手軽感がなくなり、画面をチェックする回数が格段に減りました


その分手軽に写真を撮るのが少し面倒になったり、電子書籍を読んだり動画を見る時間は増えたような気もしますが

そこは何事もバランス。
これからまた少しずつ慣れていけたらいいかなと思います




それにしても
いざガラケーにしてみると驚くほど出番がなくて、最近はほとんど電話がかかって来ることもかけることもなく、メールやLINEで連絡は事が足りているんだなと実感します

あまりに使われないのでうっかりどこかに忘れてきそうです(苦笑




ちなみに機種は懐かしの「iida










2016年11月21日月曜日

また来年

どうもこんにちは

去る11月19日
全国高校ラグビー選手権大会愛知県予選の決勝戦が行われました

私のサポートしている名古屋高校が春日丘高校と対戦
残念ながら7−20で敗れ、悲願の全国大会出場はなりませんでしたが


選手の保護者の方や、学校の先生、他部活の生徒から患者さんまで、非常に多くの方に応援していただいたこと

帯同のため急遽接骨院をお休みさせていただいたこと

そのほかにもご迷惑をおかけしたことがあるかもしれません

この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます


選手にとっては残念な結果ではありましたが、満員のスタンドでプレーすることができたのは良い経験になったでしょう

また来年以降に後輩たちが先輩の悔しさを晴らしに戻ってきてくれると信じてサポートを続けていきます


これからも応援していただけたら幸いです


私ごとですが…
名古屋高校ラグビー部のサポートスタッフになって今年が3年目
今年の3年生が1年生で入学したと同時に私もスタッフに加わりました

指導しながら自分も勉強させてもらう部分も多くあり、まるで一緒に学生生活を送り一緒に成長させてもらったような感覚です

選手にとっては口うるさくて面倒臭い部外者であったと思いますが(苦笑


そんな2年半を一緒に過ごした学生が引退してしまうのは寂しい限りです




学生生活というのはあっという間です

あっという間ですが
そこには多くの学びがあり、かけがえのない瞬間が本当にたくさん詰まっています




そんな大切な時間のほんの一部にでも関わり、卒業後に彼らが「そういえばあんなこと言ってた大人がいたな」と、ふと思い出してくれたら嬉しいですね







さて、感傷に浸るのはこれまで。

来年に向けてリスタートです





…それでは!









スポーツ障害、外傷リハビリ、酸素カプセルなら
名古屋市千種区の希望ヶ丘接骨院にどうぞ

2016年11月18日金曜日

修復期間

どうもこんにちは

福岡の道路陥没事故は、驚くほどの短い期間で復旧が終わり世界を驚かせましたね


治療家の仕事は身体を復旧させること


ということで
今回は覚書の意味も込めて、怪我の治癒過程について書いていきます



人間の皮膚や腱、骨や靭帯など「結合組織」と呼ばれる組織の損傷は、いずれの場合であっても修復過程はおおよそ同じような経過をたどります

そのため、例えば骨折でも靭帯損傷でもアキレス腱断裂でも、もっと言えば皮膚の切り傷でも受傷からどのくらいの期間が経過しているかによって、対応はおおよそ同じになります
(断端がきちんと合わさっていることが前提)


ということで
一般的な怪我の治療アウトラインを書き起こすと



受傷から

・2〜3日:急性炎症期
→固定や圧迫、アイシングなどで必要以上の炎症反応や腫脹の増悪を防ぐ
→疼痛の管理

・1〜3週間:線維芽細胞の浸潤並びに血管新生期(膠原線維が満たされてゆく)
→固定の継続、超音波などの物理療法で細胞の活性化を図る
→患部の安定を損ねない範囲の運動療法で過度の筋萎縮等を予防

・3〜4週間:線維芽細胞の減少、膠原線維が長軸方向に安定、成熟期
→運動療法と可動域訓練を順次開始し癒着を予防、再生線維の配列の均一化を図る

・6週間:概ね修復
→筋力強化訓練や可動域訓練の漸増

→その後数ヶ月から数年をかけて膠原線維密度や配列などの再構築がなされていく




もちろん損傷範囲の大きさや痛みの程度、部位、ファーストエイドの良し悪し、年齢による治癒能力などによって差異はあるものの
結合組織の修復過程の基本は概ねこんな感じです




超音波や酸素カプセルなどはこの修復期間を短縮させる効果がありますが、残念ながら劇的な短縮とは言えません

あくまで治癒スピードを高める補助的な役割にすぎません


この基本的な治癒過程を無視して早期から損傷部位を動かしたり、過度なリハビリを行ったりすれば痛みを長引かせるだけでなくきちんと組織が再生しない可能性があります

一方で、タイミングを逃して長期に固定しすぎたりすれば癒着が起こって必要以上の可動域制限が残ることもあります


ですので、こう言った基礎知識を踏まえた上で段階的にアプローチしていくことは非常に大切です



巷に溢れる怪しい話に流されず、これからもきちんとした治療を心がけていきたいものです





…それでは!



おまけ
そう言えば



先週の日曜日は再び大学ラグビーのメディカルサポートに行ってきました

いろんなところで後輩や元教え子に会えるのは非常に嬉しいものです














スポーツ障害、外傷リハビリ、酸素カプセルなら
名古屋市千種区の希望ヶ丘接骨院にどうぞ






2016年11月15日火曜日

ノーサイド

どうもこんにちは

ちょっと記事更新が滞っていまして申し訳ありません


今日も接骨院業務とは全く関係ない話

毎度ながらラグビーについて…


去る11月12日
豊田市総合運動場にて全国高校ラグビー選手権大会愛知県予選の準決勝が行われ
中部大学春日丘と名古屋がそれぞれ決勝進出を決めました

名古屋高校は西陵高校と戦い21ー21の同点、抽選の結果決勝戦への出場権を頂きました

高校ラグビーでは試合終了時点で同点でも延長戦は行われず、ノーサイドの精神にのっとって結果はあくまで同点、次戦出場権は抽選で得る。ということになっています

なんだか残酷な気もしますが、これも運命
これが多くのドラマを生むこともまた事実です

名古屋高校ラグビー部は5度目の愛知県大会決勝進出ですが、冬の全国大会出場経験はありません

対する春日丘高校は昨年まで3年連続で全国に出場している強豪校

厳しい戦いになることは必至ですが、なんとか悲願の全国大会出場を決めて欲しいと思います

好勝負に期待です


決勝戦は11月19日 14:00キックオフ@パロマ瑞穂ラグビー場

ちなみに名古屋高校ラグビー部の応援団カラーは「赤」 
赤いTシャツを着てぜひ会場に来てください☆


…それでは!





スポーツ障害、外傷リハビリ、酸素カプセルなら
名古屋市千種区の希望ヶ丘接骨院にどうぞ

2016年11月9日水曜日

信じるものは救われる

どうもこんにちは

先日ネットニュースを読んでいてこんな記事を見つけました

グルコサミンは本当に効くのか、BBCの実験

関節の痛みを持つ人に対して
『関節痛に効くとされるサプリメントを飲んだグループ』と『運動のみを実施したグループ』に分けて比較検証した実験で

サプリメントグループは55%が効果を実感
運動のみのグループは80%以上が痛みが軽減したと答えた

とのこと

これだけ聞くと「サプリメント効くじゃん!」という感じなんですが、実はこのサプリメントグループが飲んでいたのは偽薬

プラセボ効果ってすごいですね

というオチが付いてます



”プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬効果とも呼ばれており、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒することを意味する。 だがそのメカニズムは完全には解明されていない。”
(ネットより抜粋)


反対に考えると、どんなに良い薬でも半信半疑で飲んでいたら効果がなくなってしまうかもしれませんが



薬に限らずリハビリやトレーニングにしても、本気で効果があると信じてやったほうが良い結果がついてくるでしょう

まさに
「信じるものは救われる」です


…それでは!

2016年11月8日火曜日

「トレーナー」の二面性

どうもこんにちは

現在ラグビーシーズン真っ只中

日本代表戦が続き、高校ラグビー、大学ラグビーも佳境を迎えます

接骨院のブログではありますが
この時期はラグビーの話題ばかりになることをお許しください(汗


11月5日は接骨院をお休みさせていただき
サポートしている名古屋高校ラグビー部の県大会のサポートに行ってまいりました
こちらはどちらかというと怪我の対応よりもストレングスコーチとしての帯同


無事に勝利し、準決勝進出
次戦は11月12日、会場は豊田運動公園にて西陵高校さんとの対戦になります

強豪校との対戦になりますが、いい試合になることを期待しています



続いて翌11月6日は縁あってメディカルとして大学ラグビーのゲームサポート

対戦両校に母校の後輩が所属しており、記念の一枚




大学のゲームサポートは初めてでしたが
決して全国レベルの戦いというわけでなくとも、やはり学生スポーツならではの”熱さ”がありました

よほどの強豪校や強化に力を入れている学校でない限り、一般の大学チームなどでは専属トレーナーはおらず、テーピングを自分で巻いていたり、怪我の対応もマネージャーなどがしていることがほとんどです


微力ではありますが、そういったステージで頑張っている選手のお手伝いができるのも私にとってとても嬉しいことです

これからも時間の許す限り顔を出せたらなと思います






ということで
ラグビー漬けの週末となりました


今週末も高校大学と続けてサポートの予定です


今後もよろしくお願いいたします


…それでは!












2016年11月4日金曜日

乳糖不耐症じゃないですか?

どうもこんにちは

11/5と11/12は接骨院お休みします
よろしくお願いします


さて先日当院の患者さんとの会話にて


「カルシウムを摂りたいから一生懸命牛乳飲んでるわ」

とのこと

骨粗鬆症予防の為にカルシウムの摂取を心がけるのは素晴らしいことです
カルシウム剤よりも食品から摂取した方が吸収率が良いと言われていますので、ぜひともカルシウムを多く含んだ食事を食べて欲しいとは思いますが、牛乳って本当にカルシウムの摂取に有効なのでしょうか??


ということで
こちら
カルシウムの多い食品

牛乳100mlあたりのカルシウム含有量は110mgだそうで
大きめのししゃもを2尾食べたら大体同じくらいになる感じです

カルシウムは骨ごと食べる小魚類、チーズなどの乳製品、殻ごと食べる小エビ、葉物野菜に多く含まれています

テレビやなんかで「カルシウムは摂りすぎると逆に体に悪い」とか言われることもあるみたいですが、日本人は慢性的にカルシウムが足りていません(日本の水にはカルシウムが少ない、日本食に乳製品が少ないなどの理由による)

一日の必要摂取量はおよそ600mgです
ぜひ積極的に摂取して欲しいと思います

さてここで牛乳の話題に戻りましょう
確かに牛乳は手軽に飲めてカルシウムをそこそこ含んでいる良い食材ではあると思うのですが
一方で、成人の日本人の多くが牛乳を飲むと下痢をしてしまう「乳糖不耐症」という体質であることをご存知でしょうか?

牛乳には「乳糖」という成分が含まれていますが、それは小腸で生成される乳糖分解酵素により分解され吸収されます

しかし乳糖分解酵素の生成能力は母乳を飲む乳児期を過ぎると徐々に低下し、大人になると乳糖をうまく分解できなくなっていきます

その状態で牛乳を飲むと分解できなかった乳糖がそのまま小腸に達し、そこで水分を引き寄せ軟便(下痢)を引き起こし
乳糖が消化できないまま大腸まで達し発酵することでガスが溜まりお腹が張ったりゴロゴロしたりします


そんな症状に見覚えはないでしょうか?

もしかしたら牛乳の成分をうまく吸収できていない可能性があります

実は冒頭に登場した患者さんの会話には続きがありまして

「でも私は腸が弱いから、すぐ下痢するんだわね
食べ物をちゃんと吸収できてない気がするわ」
とのこと

「もしかしたら牛乳のせいかもしれませんよ
一度牛乳をやめてヨーグルトやチーズに変えてみたり、他の食品でカルシウムを摂取する方法を考えてみたらどうですか?」

とアドバイスさせていただくと、牛乳をやめた翌日からピタリと下痢が治ったそうです


学校給食に必ずついてくる影響もあってか、なんとなく「牛乳は絶対に身体にいいもの」という固定観念ができてしまっています

元を辿れば子牛の飲み物
人の身体に合わなくても不思議はありません

学生の中にも「背を伸ばしたい」「筋肉をつけたい」と思って毎日たくさん牛乳を飲んでいる子がいますが

よく話を聞いてみると、毎日下痢だということがあります
しかもそれが牛乳のせいだとは思っておらず、もともと腸が弱いんだと思いこんでいることがほとんどです


もしかしたらあなたも乳糖不耐症かもしれません

牛乳にはカルシウムだけでなくいろいろな栄養成分が含まれている良い食材ではあります
一気飲みをしない、温めて飲むなどで多少は軽減するようですから
なんだか下痢をしやすいなと思う方は一度牛乳の飲み方を考えてみるといいかもしれませんよ




…それでは!

おまけ

あまりにはっきりと「RUGBY 」と書かれているので逆に着づらいウェールズ協会Tシャツ。
















2016年10月29日土曜日

地域型スポーツクラブ

どうもこんにちは


先日元ラグビー日本代表の平尾誠二氏が53歳という若さで亡くなられました
胆管細胞癌だったそうです


平尾氏というと平成12年に私の地元である愛知県半田市、成岩スポーツクラブを来訪された事を思い出します


さてその成岩スポーツクラブとは…

愛知県半田市の成岩地区少年を守る会が、平成7年に当時文部省が提言した総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業の推進母体となり設立した、地域型のスポーツクラブです


平成10年から12年には文部省から「地域スポーツ交流推進事業」を委嘱されています


文部科学省はスポーツ振興基本計画というものを打ち出しており、スポーツ指導者の育成、生涯スポーツ社会の実現、オリンピックでのメダル獲得率の向上などを目的としています




その政策実現のための施策の一つとして、企業や学校部活動中心のスポーツ機会だけでなく、ヨーロッパ諸国のような学校卒業後などにもスポーツに親しむことができる地域スポーツクラブの定着を掲げているようです

スポーツ振興くじ『toto』の売り上げの一部はこのスポーツ振興に当てられています


このモデル事業に手を挙げたのが半田市の成岩地区であり、当時成岩スポーツクラブを設立、中学校の体育館を新築するなどして立派なクラブハウスを作ったりしたわけです。


私自身海外の公共スポーツクラブ運営のことはよくわかりませんが

短期ですが滞在したことのあるイギリスのウェールズには
各町に決して立派とは言えませんが一つずつスタジアムがあり、そこをホームグランドにする地元の人に愛されるラグビーチームがあり、そしてそのチームのジュニアチームやサテライトチームがあって、毎週末に隣町のチームと試合を行って、試合後にはスタジアムに併設するパブでアフターマッチファンクションをする

試合がない日は町の人がパブに集まってラグビー談義に花を咲かせる

そんな光景が日常で

各世代の優秀な選手は上のカテゴリーに呼ばれ
地元のチームで活躍することは一つの名誉であって、そこから上位リーグのチームに移籍したり国の代表に選ばれることを目標としている

これが文化になっています

おそらく日本の地域スポーツの振興もそんな形を目標にしたのだと思われます


成岩スポーツクラブの立ち上げ時に会員だった(当時中学生の)私はなぜかよく講演会や説明会を聴きにいったもので、将来は地域型スポーツクラブというのが主流になっていくのか〜、なんてことを思ったものでした

さて現在の成岩スポーツクラブがどうかというと


一応バスケットはトップチームの下に年齢別のチームがあって、一貫育成システムなるものを組んでいるようですが、私が子供の頃に聞いていたものとかけ離れた代物といった感じです

結局、学校部活動との切り離しがうまくいっていないんじゃないでしょうか



せっかくそれなりの財源もあって立派なクラブハウスと(田舎だけに)広いグランドもあるので

うまく活用して全国の見本になるような形になってほしいものです



平日は学校の部活動をやって、週末はクラブチームで別の競技をやるなんていう形を考えると
知多半島にはラグビー文化が根付いていなくて中学校や高校にラグビー部があるところがほとんどないのでちょうどいいんじゃないかなー

なんて勝手に思ってみるのでした




…それでは!




おまけ


名古屋高校ラグビーは無事に初戦を突破(93ー0)
都合で会場には行けませんでしたが…

こちらも是非応援を宜しくお願いします


(写真がないのでちょっと前のモノ)














2016年10月26日水曜日

悲しい出来事

どうもこんにちは



現在サポートしている高校のウェイトルームは、当然ラグビー部だけでなく学校中の生徒が利用します

各部活動ごとにウェイトトレーニングを指導している誰かがいるはずなので、危険であるとかふざけているなどのよほどのことがない限り他部活の学生には口を出さないようにしています

しかし先日
こんな話を耳にしてしまいました



「ウェイトって楽だよな、とりあえずウェイトルームで決められた回数だけこなしてれば時間がすぎるもんな」
「怪我してるって言えばストレッチして後輩にマッサージさせてればいいし」





幸いこの声の主は指導している部活動の生徒ではありませんでしたが非常に悲しい気持ちになりました



と同時に私が指導している選手たちも同じように思っているのではないかと不安になりました



ウェイトトレーニングに限らず

「誰かがみているから」
「やらなきゃ怒られるから」

という気持ちで何かをやるくらいなら、いっそ自分が楽しく集中できる事に時間を使うか、なんなら睡眠をとって休んだ方がよっぽど有意義だと思います




特にトレーニングは自分を高めるために行われるべきものです
「誰もみないからいいや」という精神の人間はどれだけやっても報われることはないでしょう

自分の身体が何よりの答えです



指導してきた選手たちはきっとわかってくれていると信じています





…それでは!







2016年10月25日火曜日

ベンチプレスに代わる種目を考えてみる

どうもこんにちは

学生にウェイトトレーニングの種目選択で意見を求められたときは



・ベンチプレス
・スクワット
・デッドリフト

これらビッグ3をまずはちゃんとやろうと話しています
(比較的高重量を扱うことができ、大きな筋肉に負荷をかけることから基本種目として知られています)

動作のエラーがわかりやすい(基本動作がある程度周知されている)
何キロを何回あげられるかを数値として評価しやすい
『押す』『引く』といった運動の基本動作を鍛えられる
何より高重量を扱えるので、満足感を得やすい

などといった点からオススメしていますが

しかしよく考えると、ベンチプレスって身体はベンチ台が支えてくれていますし、肩甲骨も固定されていてあまり全身に負荷のかかる種目とは言えないですよね

それにベンチプレスはやはり人気種目なので、公共のジムなどではなかなか順番が回ってこないなんてこともあります

ではそんな時に使える他の種目は何があるでしょうか

何を目的に行うかを考えた時に

『腕で何かを押す』という点に着目するならスタンディングプレスだったりランドマインプレスの方が全身に負荷がかかる感じがあります
ベンチ台に体が固定されておらず不安定なので体幹に力を入れる必要があるからですね

『肩甲骨を動かしたい』ならいっそ腕立てふせの方が意識を肩甲骨の可動性に集中できますし
『胸を鍛えたい』ならダンベルフライやバタフライマシンの方が胸の筋肉をピンポイントに狙えます

(こういうことは実際に自分で実施してみないとわからない部分があるので、指導する側も普段から自分でもウェイトトレーニングをしておくのは本当に大切なことだと思います)

結局のところやはり「目的はなんなのか」を明確にして実施することが重要です

そう言う意味ではビッグ3(ないしはビッグ4)の中では、ベンチプレスは自己満足に終わってしまう可能性が高い種目だろうなと思います

とは言ってもやはりウェイトトレーニングを実施するモチベーション維持にはもってこいの種目ですからなかなか外せません…

やっぱり「ベンチプレス◯◯kg挙げた」って言いたいですから

ただ
「ウェイトトレーニングといったらビッグ3しか認めない」
みたいな硬い頭にならないようにと思うこの頃です



…それでは!






おまけ


知ってる人は知っている
今池の名店の看板メニュー














2016年10月23日日曜日

ホーム

どうもこんにちは

昨日は高校時代の同窓会に出席して来ました

男子校なのでドキドキする再会(笑)はありませんが
卒業して15年が経過して人によっては驚くほど老けていたり、生え際が後退していたり、反対に驚くほど変わっていなかったりと
過ごした時間は平等なはずなのにそれぞれ違った歳のとり方をしていて違った意味でドキドキしました



久々に会う同級生の中には、普段なかなか話すことのない職種の人やいろんなタイプの人間がいてとても良い刺激になります


そんな中で、ある先生が話してくださった内容がとても印象に残りました


”歳をとると段々とボーッとすることが増えます
視界がぼやけてくるような感覚です

でもそれは一眼レフのカメラのように
何か一つにフォーカスしてピントがそこにしか合っていないから
その周りがぼやけているんだと思うんです

なんだか全体がぼやけて感じたら
じゃあ今は何にピントが合っているのかを考えてみてください

その「ピントが合っている何か」が、その人にとっての個性です
是非それを磨いて欲しいと思います


君達もそろそろそういうことを感じる年齢になってきています”



高校在学当時から
その先生は教室に入ってくるとちょっとした小話や雑学的なトークを披露してから授業を始めるユニークな先生で

私は当時全く授業は聞いていなかったんですが(汗)



あれもこれも欲張らなくても

何か一つのことに集中して、周りが見えなくなることも時には必要。
それが自分を高めてくれることにつながることもある

そんなことを考えさせてくれるお話でした


これからも自分の専門性を高めて、患者さんや学生の為に生かして行きたいなと思います




…それでは!


おまけ

そんな同窓会の翌日はいつもと変わらぬ学校へ


彼らもいつかここを”ホーム”と思ってくれたら嬉しい






2016年10月18日火曜日

テープ残り

どうもこんにちは


先週の土曜日は接骨院をお休みし、娘2人の運動会に参加させていただきました

おかげさまで好天に恵まれ、爽やかな秋晴れのもとで子供達の成長を垣間見ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました


親子競技や父母参加競技も充実した運動会だったのですが
けが人が出ることもなく無事に終了し、一安心。

救護班をやったわけでなくても、ついついあの人はここが痛そうだな〜とか、ここをもう少し意識して走ったらいいのにな、なんてことを考えながら各種目を見てしまっていました

私は膝の不安もあって大して動いてもいないのですが、妙に疲れたのはそのせいでしょうね

一方で朝晩とっても涼しくなって体調を崩している方が多くみえるようです
空気も乾燥してきました

水分やビタミンを多く摂る、部屋を加湿する、手洗いうがい、睡眠をしっかりなどと言った基本的な体調管理を怠らないようにして、風邪を予防しましょう!


さて先日皮膚トラブルについての記事を紹介しました(蜂窩織炎についてのブログ)

皮膚表面を清潔に保つことは非常に大切ですが「テーピングの剥がし残し」がどうしても綺麗に取れない時ってありますよね




最近のテーピングは非常に粘着力が強くなっていて、汗をかいても剥がれにくくなっている反面、いざ剥がそうと思ってもなかなか綺麗に剥がせないという現実があります




テーピング用のノリ剥がしもあるんですが、大量にスプレーすると肌が荒れますし匂いもあまり良くないので、ひとまずの応急的な使用のみにしています

お家でゆっくり剥がせる時は、残り跡をしっかりと溶かしてくれる「メイク落とし」をお勧めしています


メイク落としならノリをしっかりと溶かしてくれるだけでなく保湿成分も入っていますし、そもそも顔に使うものなので安心です



テーピングのノリが残っているとそこで雑菌が繁殖したり、次回のテーピングの粘着力が低下したりといいことがありません


綺麗に剥がして皮膚を清潔に保ちましょう!


…それでは!








2016年10月14日金曜日

嬉しい報告

どうもこんにちは

当院の近隣の学校に通う学生さんが、陸上の大会で入賞したと報告に来てくれました

ここ最近通院がなかったのでどうしているかなぁと思っていたところでの来院だったので少し驚きましたが、元気に過ごしていてくれたようで

わざわざ報告に来てくれるのは、本当に嬉しいですね

痛いところがなければ来る必要のない場所である接骨院

通ってくれていた人に会えなくなるのは寂しさもありますが

便りがないのは元気な証拠

傷んだ羽根をうちで休めて、大きく羽ばたいてくれることが何よりの励みになります☆


…それでは!


おまけ



いま受付には「flying tiger」の飴を置いてます
可愛いです

2016年10月13日木曜日

お金の問題じゃないんだな

どうもこんにちは


ちょっと普段とは違ったテイストの記事を。


ピカソがファンの女性に簡単な絵を描いて、代金として高額な値段を要求したという話。
プロフェッショナルの仕事は、その瞬間だけでなくそれまで積み上げてきた経験であったり投資であったりの上に成り立っていて、それも含めてリスペクトしなくてはいけないよ〜

といった感じの話で、とても有名な逸話です
『30秒で描いた絵に100万ドル』

職人系のお仕事をされている方にはグッとくるものがあると思います



ピカソと比べるのは恐れ多いですが、私も時々家族や友人に「なんか○○が痛いんだけどなんだと思う?ちょっと軽く見て」と言われたり、メールやLINEで「○○が痛いんだけどどうしたらいい?」なんて聞かれたりします

状況によりますが
正直に言うと、どうにも対応に困ります

そしてどうしても「うーん、接骨院に来て」という返答になってしまい、
結果的にタダではみてくれない冷たいケチなやつと思われるんですが


ただ単に

「ちょっと」「軽く」「簡単に」は無理なんです


ピカソの話とは少し意味合いが異なりますが


痛みの原因はなんなのか、これまでどう言った経過をおってきたのか、現在の状態は?、筋力は?、じゃあこんなリハビリをして…

多くの場合聞いた方はそんなにしっかりみて欲しいわけではないでしょう

しかし
少しでも聞かれたらたとえそれが友人や家族相手でも私はそこまで確認しないと気が済まないのです

別にお金を要求したいわけではありません
せっかく見させてくれるなら、ボランティアでもいいから時間をとって責任を持って対応したい

ただそれだけです

気軽に柔軟に対応できたらそれで済む話なんですけどね


…それでは!

おまけ


「TEAVANA」
スターバックスが紅茶に力を入れ始めたらしいが、今まであったテイストが変わってしまった…







2016年10月11日火曜日

注意!(鑑別診断クイズ)

どうもこんにちは

症例紹介シリーズです

では今回も患者さんの訴えから…

ラグビーの試合で相手に何度か脛を踏まれた
その試合は問題なくプレーを続け、試合後も特に強い痛みがなかったので様子を見ていたが翌日から脛の腫れと痛みが増してきた

さらにその翌日、運動をしたところさらに腫れと痛みが増強
氷で冷やしたが患部が熱を持っている

体温38度以上

画像はこちら(患側は左足)






さて、これは接骨院あるあるの鑑別診断ですね

そう「蜂窩織炎」でした

小さな傷や毛穴などから、皮下や脂肪組織になんらかの菌が感染し炎症を起こした状態です

参考リンク
蜂窩織炎とはどんな病気



先日紹介した帯状疱疹と同様強い疼痛を伴いますが、関節や付近に起こることが多いので度々整形外科や接骨院を受診されます


ポイントは
「患部が熱を持っている、赤くなっている、発熱がある」
の三つです

よく見ると痛む部分に小さな傷があることも多いので注意して見てみると良いでしょう

今回も皮膚科に行ってもらいました


人間の皮膚というのは多くの常在菌に覆われています
普段はその菌と上手に共存することで健康を保っていますが、疲労や体調不良で免疫機能が低下したり、傷口の周囲を不潔にしているとそれらが体内に感染を起こすことがあります

人工芝のグランドだと特に、傷口に砂が入ることがないためパッと見た感じ綺麗に見えてしまい傷口を綺麗に洗うことを怠りがちです

どんな傷であってもまずはしっかりと水で洗い流してできるだけ傷の周囲を綺麗に保ちましょう

それでもおかしいなと思ったら早めに専門家に相談しましょうね


…それでは!




接骨院は外傷処置のスペシャリストです

どうもこんにちは

今一度、言いたいことがあります

接骨院は「けが」の治療をするところです

骨折、脱臼の応急処置とリハビリ
打撲、捻挫、肉離れの治療

これらの業務を遂行するための専門的な訓練を受けて、国家資格を取得しています
けがをしてしまったら安心して受診してください

希望ヶ丘接骨院はこれらに加えてスポーツ障害、スポーツ外傷の治療にも力を入れています

整形外科クリニックでの勤務経験と、スポーツトレーナー活動を通して得た知識と技術で確実に対応いたします


よろしくお願いします


…それでは!

2016年10月10日月曜日

濃〜い、(世間は)3連休

どうもこんにちは

今日は体育の日ということで、この週末はあちらこちらで運動会が開催されていたようです

長く続いた雨と蒸し暑さもようやくひと段落し、運動をするにはもってこいのさわやかな気候になってきましたね

さて私はというと

土曜日の診療後にふと思い立って、大阪までとあるセミナーを受けに行ってきました

詳しい内容はご紹介できませんが、少人数ながら将来「スポーツトレーナー」という仕事を目指す学生やスポーツの現場に仕事場を求めている治療家さんなどが集まっていました

先の記事でも紹介しましたが、講師は元千葉ロッテマリーンズトレーナー、現在近鉄ライナーズでヘッドコンディショニングコーチを務められている弘田雄士氏

相変わらずの高いプロ意識となんとも言い表せられないオーラ。
話される言葉に非常に重みがあり、身が引き締まる思いでした

「好きなことを仕事にする覚悟」
忘れずにいたいです


大阪で旧友に会うつもりでいましたが、残念ながらそれはスケジュールの都合で叶わず
新幹線でとんぼ返り…

帰宅は日付が変わる頃


翌日の日曜日は名古屋高校にて早出の選手のウェイトトレーニングを見て、昼から練習試合のサポート、試合後は居残り組とフィジカルトレーニングのチェックをしながらちょっとしたメンタルケアも

大会直前ということもあり、一部の選手はかなりピリピリとしてきています

身体は大きくてもまだ高校生

「身体を診る」という立場の人間はある意味で選手と最も距離感の近い存在ですから、身近な大人として話し相手になることも大事な役割だと思っています

監督やコーチには話せないことを話してもらえるような人間に慣れたらなと意識していますが、どうなのかな…?

先輩として、プロとして、選手に信頼してもらえるような存在になれるように日々「勉強」です



そして今日は祝日ではありますが、朝から通常通り施術しています

最近ようやく祝祭日も診療していることが浸透してきたのか午前中は多くの患者さんにご来院いただきました

一人でも多くの方に必要と思ってもらえることは何よりも嬉しいこと


この3連休で尊敬する方、学生、患者さんからいただいたパワーで今週も精一杯施術していきます

よろしくお願いします!




…それでは☆


おまけ
往路は人生初の近鉄アーバンライナーでゆったりと


読書をする予定が読む本を持って出るのを忘れたので
Kindle fireで『ピッチパーフェクト2』を鑑賞しながら。



アマゾンプライムビデオは、続編は見れるが初回作はお金を払わないと見られないという商法らしい!
まんまと初回作が見たくなっている

2016年10月8日土曜日

心に栄養

どうもこんにちは

土曜日は午前中で通常の施術終了するので、普段は午後から予約を受け付けたり高校で選手のウェイトトレーニングやリハビリの手伝いをしたり、コーチングスタッフでミーティングをしたりして過ごしています

今日は午後から学校予定が無いので、急きょ大阪でセミナーを受講する事に

今回はトレーニング学や治療系のセミナーでは無く、尊敬するS&Cコーチである弘田氏が講師をされる「スポーツトレーナーの理想と現実」という講義を受講予定

おそらくこれからスポーツトレーナーを目指す学生さんなどを対象にしたセミナーであろうと思うのですが、これからも治療家として仕事を続けて行く上で、小さな接骨院経営の枠にとらわれず先に進んで行くために何か気付きを得て来られたらと思っています

いまはそこへ向かう近鉄アーバンライナーの中でこの記事を書いています

それにしても、いつもどこかへ向かう時は必ず何かを忘れるようで

今日も道中に読もうと思っていた参考書を忘れて来てしまいました…

出発時刻も予定を大幅に遅れてしまいましたし、いつも自分の計画性のなさにがっかり

とりあえず
昼寝でもしようかな




…それでは!



おまけ

国体から帰って来た選手がお土産を持って来てくれた


曰く
「岩手で一番のお菓子」らしい
本当?

2016年10月7日金曜日

ちょっと安心

どうもこんにちは

来週の10月15日(土)は休診とさせていただきます
隠すことでもないので理由をお話しさせていただくと、娘たちの保育園の運動会に参加してきます

希望ヶ丘接骨院を開院してから家族のために休診にしたことがなかったのですが
長女にとって最初で最後の保育園での運動会であり、たまには父親らしい事をしないとなと思い休診することに決めました


保育園の運動会には父母参加競技があるんですね

おそらくうちの娘が在籍する保育園ではかなり若いパパであろう私としては、リレーで走ってかっこいいところを見せたいという思いがないわけではなく

しかし一方で怪我をしている左膝の不安を考えるとむしろ恥ずかしい思いをするかもしれない、そもそも健康や運動指導を生業にしておきながら大したことないなと思われたらどうしよう

と出ることが決まったわけでもないのに勝手に想像にしてドキドキ




ところが…
父母のリレーへの参加は立候補制で希望者多数の場合は抽選で



結果として落選。
杞憂となりました(笑

そんなに参加希望者がいるとは
案外皆さんアグレッシブですね



気負いのない競技にだけ参加すれば良いようで、家族との時間を楽しめそうです


ということで休診日はご迷惑をおかけしますが宜しく願いします


…それでは!




おまけ

名古屋日豪ニュージーランド協会の副会長からの頂き物☆









2016年10月6日木曜日

意味なんて理解しなくても

どうもこんにちは


一時期に比べてブログの更新頻度があっという間に下がり、情けなさを感じている今日この頃です

さてと
全然関係ない話ですが、街はすっかりハロウィンモードですね

本来は古代ケルト人が起源の儀式であり、夏の終わりとともに冬の始まりである10月31日に収穫を祝い悪霊を追い出す収穫祭だったそうです

現代ではアメリカでも宗教的意味合いはほとんどなく
思い思いの仮装をした子供たちが「trick or treat!」(お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ)と言いながら近所を練り歩いてお菓子をもらうという楽しいお祭りと言った感じです

子供の訪問を歓迎しているうちでは玄関の灯を点けてそれを知らせますが

キリスト教の儀式ではないので敬虔なクリスチャンのお宅などでは(悪魔崇拝を連想させることなどから)訪問を受け付けておらず、その場合は玄関を暗くしています


私がホームステイしていたあたりはお金持ちがとってもたくさん住んでいる地域だったので、自宅を驚くほど豪華に飾り付けていたり、とってもリアルな悪魔の装飾を施していたりして10月に入ってからはそんな飾り付けを見て回るのも楽しみの一つになっているように感じました

アメリカではハロウィンから始まり、感謝祭、クリスマス、スーパーボウルと続くホリデー商戦のスタート合図といった感じでしょう

さすが商業大国

年末商戦がおよそ3ヶ月です



そんなこんなで私もホストファミリーの子供達に混ざって悪魔の仮装をして街を歩きましたが、その時の場違い感はとてつもなく、写真も残っていますが紹介は控えます(苦笑



日本でも近年ハロウィーンは大人が仮装パーティーを楽しむ日といった感じで盛り上がりを見せています

一部では商業的に踊らされているとか、宗教的な意味を理解せずにやるのは馬鹿らしいといった意見もありますが

本場(?)アメリカでだって別に誰も意味なんて深くかんがえてませんし



個人的には、誰かに迷惑をかけなくてみんなが楽しくてなんとなく景気も潤うならイベントっていいよねという、暖かい目で見られるようになりました

歳をとったからか、子供ができて楽しんでいる姿を見ているからかもしれませんが


うちもちょっとハロウィーン気分を出してみたりして

意味なんて深く考えずにとりあえず楽しむ
そんなことも時には大事じゃないでしょうか




…それでは!








2016年10月5日水曜日

ちょっと湿布は貼らないで!

どうもこんにちは

今日は症例シリーズです

本日来院された患者さん

受診時の状況

『半年前から五十肩で整形外科にてリハビリを続けていたが、3日前に自動ドアに肩からぶつかり痛みが少し増強
心配だったので整形外科を受診したところ湿布を処方された

ところが湿布を貼って3日目の朝(本日)、右肩から腕にかけて痛みが急に強くなり湿布を貼ってあるところを見たところひどくかぶれて湿疹ができている

じっとしていてもビリビリと痛む、時々電気が走るように痛み、腕まで痺れが走る

発疹部を触れるとピリピリと痛む

肩関節の動き自体はさほど制限されていない』

さてここまで紹介すると、知識のある方はなんとなく察しがつくかもしれません


この方の病気は『帯状疱疹』
当院では湿布のノリを拭き取り皮膚を消毒して、皮膚科のクリニックへすぐに行っていただきました

帯状疱疹とは
体内に潜んでいる水疱帯状疱疹ウィルス(以下VZV:ヘルペスウィルスの一種)がなんらかの原因で活性化してしまい、皮膚に強い痛みを伴った発疹(水ぶくれ)が出現する病気です

VZVは初感染では水疱瘡になりますが、その後症状が治まっても1度感染するとウィルスは神経を伝わって知覚神経の神経節に潜り込み、遺伝子の形で潜伏します
それがストレスや疲労、過労、加齢、免疫不全疾患などで免疫力が低下した際に再活性化し悪さをします

水疱瘡のウィルスによる病気とは言っても、人にうつることはありません
ただし水疱瘡にかかったことのない人が帯状疱疹に触れると手を介して気道粘膜に感染したりすることもあるそうなので注意が必要です

帯状疱疹の症状で最も辛いのは何より痛みです
神経内で悪さをするため、神経痛を引き起こします

さらに治療が遅れると発症した部位により合併症を引き起こす可能性があります

例えば耳周囲に発症すれば難聴や顔面神経麻痺、腹部に発症すると便秘、陰部に発症すると尿閉、などといったことが見られることがあります

きちんと治療すれば予後は良好とされていますが
ヘルペスの抗ウィルス薬はウィルスを殺す薬でなく増殖で抑える薬なので、ウィルスが増殖する前にできるだけ早く投薬を開始することが重要で
「発疹が出た」「水ぶくれになった」という段階で投薬できることが肝心です


しかし初発症状は神経痛として始まることが多いため見逃されやすく、とりあえず湿布を貼って様子を見ていると、湿布かぶれと錯覚してしまい放置されることがよく起こります

原因のよく分からない痛みに対して安易に湿布でごまかそうとすると、そのようなリスクがあるので気を付けましょう


治療はさきほどから紹介している通り抗ウィルス薬の投与であり
内服、点滴、塗り薬があります

重ね重ねになりますが、とにかく早く薬を開始することが重要です


もしかして…
と不安になった方はすぐに皮膚科を受診してください!



…それでは!

おまけ


「治療家がなんの知識もなく運動指導をするな」
という批判はもっともで、だからこそ医学的な勉強も運動学やSC分野の勉強もしっかりとしようと思う今日この頃。





2016年10月3日月曜日

学生のノリ

どうもこんにちは

本日から岩手県にて国体ラグビー少年の部が始まりました

愛知県代表は選抜チームとして参加しますが
私がサポートしている名古屋高校ラグビー部からも4名選抜されています

4人は希望ヶ丘接骨院にも通院していましたので、是非とも怪我なく頑張ってきてほしいものです


残った部員は激励動画を作成していました

若いって素晴らしいですね


私もメッセージで参加しましたが
こんな時につくづくユーモアのセンスがあったらなと感じます



それでは!



2016年9月30日金曜日

耳に「線」?

どうもこんにちは

今日は患者さんから聞いて一つ勉強になったお話


みなさんよくご存知の「貧血」
体内の鉄分が不足して、赤血球が足りず酸素の運搬が上手にできなくなってしまう病気です

めまいや立ちくらみ、吐き気、動悸息切れ、疲れやすいなど酸欠による様々な症状を引き起こします

結膜の赤みがなくなったり、顔色が青白くなる、爪がもろくなるなどは有名な外的所見ですね

貧血の方は時に、歩くと腰が重くなる、脚がだるくなるといった腰部脊柱管狭窄症の症状に似た訴えをされることがあります

注意深く話を聞けば鑑別はさほど難しくはないと思いますが、治療者は頭の片隅に置いておいても良いかもしれません


そんな時参考になるかもしれないのが
『耳に線が入る』という症状です

全身の血流が悪くなると末梢の組織である耳たぶの皮膚に萎縮が起き、横シワができるそうです

もちろん貧血の方全員に見られるわけではないので、耳たぶに横シワがなければ貧血じゃないというわけではありませんが

耳が出ていればちらっと見るだけでもチェックできますから、参考になると思います

貧血だけでなく動脈硬化でも耳たぶの横シワが見られるらしいので、是非一度チェックしてみてください☆


…それでは


後記

写真撮らせてもらいました






おまけ

地元半田の夕焼け



最近ホントに雨が多くて綺麗な空が見られませんね







2016年9月29日木曜日

BGMの効果

どうもこんにちは

今日の院内BGMはこちら…

スウェーデン民族音楽
お馴染みの「無印良品」BGMです

院内はいつもヒーリング系にしています

元々は洋楽ポップスからジャパニーズヒップホップまで幅広い音楽を聴いているのですが、BGMではケルトミュージックにちょっとはまってます

*ケルトミュージック
ケルト人の民族音楽から発展し継承されていった幅広い音楽のジャンル、ヨーロッパ民族音楽全般を指すこともあるようです

映画「タイタニック」で主人公が音楽に合わせて踊るシーンの様なのもケルト音楽の一種らしいです

アコーディオンやバグパイプの音が心地良いんですよね


音楽の心理的効果は広く知られていて、運動時に聞くと疲れにくかったり「安眠出来るCD」「作業がはかどるCD」なんかも発売されています

ウェイトトレーニングの時にはドスの効いたヒップホップなんかが興奮作用があって雰囲気が盛り上がりますし、ジョギングの時には心拍数よりも少し早めのテンポの曲を聴くと呼吸が楽になる作用なんかもあるみたいです

そういえば、「プロポースの時にかけると成功しやすくなる曲」なんていうのも以前テレビ番組で検証していたような…


シーンに合わせた音楽選びって大切ですね☆


…それでは!


おまけ
先日のストレングストレーニングでの一コマ



徹底的に追い込んで起き上がれない選手

下半身のトレーニングは精神力の世界。






2016年9月27日火曜日

後輩?教え子?元患者??の活躍

どうもこんにちは

高校ラグビーの愛知県予選が開幕して毎週末熱戦が繰り広げられていますが、同時にトップリーグや大学ラグビーも本格シーズンを迎えています

その中でも大学ラグビーシーンでは、関西大学リーグ、関東大学リーグ戦、対抗戦で名古屋高校ラグビー部のOBが数多く活躍しています!

帝京大学(vs日本体育大学)
・青山学院大学(vs明治大学)
・近畿大学(vs立命館大学)



先日は愛知高校陸上部のOBが顔を見せてくれましたし、大学進学後に高校までとはまた違った道で頑張っている子達もたくさんいます



希望ヶ丘接骨院に通院して怪我の治療や身体のケアを行っていた選手たちが卒業後それぞれの道での活躍し、それを耳にできるのは喜ばしい限りです


後輩、教え子、患者、いずれの形であっても何らかの関わりを持った彼らが元気に頑張っていることを励みに、地元に帰ってきたときには顔出したいと思ってもらえる接骨院で居られるように自分も頑張っていきたいなと思います☆


…それでは!


おまけ




週末は中学生の試合をちょっとだけサポート
中学スポーツは高校生とはまた少し違った面白みがある

この中からもしかしたら数年後には世界で活躍する選手が輩出されたり…







2016年9月21日水曜日

休診のお知らせ

どうもこんにちは


誠に勝手ながら
10月15日(土)

都合により休診とさせていただきます

ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします


アクセスランキング

どうもこんにちは

ブログを開設して2年が経過して投稿記事が160件を超えました

今まで接骨院で出会った症例を紹介したり、トレーナー活動に起こった出来事や感じたことを書いてきています

アクセス数はまだまだですが、おかげさまで細々と、
物事を根気よく続けることが苦手な私にしては奇跡的に続いています。


皆様に読んでいただけることを励みにこれからも気ままに綴っていきますので、これからもお付き合いください

HPフェイスブックページの方もどうぞ宜しくお願いします

さて
ここまで160件ほどの記事を書いてきたブログ記事のアクセス数ランキングをご紹介しましょう(*平成28年9月20日現在)

第3位(同数)
トレーニングの本来の目的とは
こちらはフェイスブックで友人が拡散してくれてアクセス数を稼ぎました
私のウェイトトレーニングに対する考えを綴っています

第3位(同数)
怒りの感情のピークは6秒?
こちらは使用した画像をきっかけに多くの人が見てくれたようです
日頃の感情のコントロールについて書いた記事です

第2位
これだけは絶対に
確かこちらもフェイスブックでの拡散がきっかけだったかなと思います
自分なりに考えている柔道整復師としての仕事に対する心構えを書いた記事なので多くの方に読んでもらえたことは嬉しい限りです

第1位
ダブルクラッシュシンドローム
二重神経障害について紹介した記事です
現在グーグルでダブルクラッシュシンドロームと検索すると、このブログが上位でヒットするようです
自分自身学生時代にこの言葉を聞いた時、インターネットで検索しても全くヒットしなかった記憶があります
その後いくつかの論文や本を読んで詳しく知りましたが、きっと今でも同じ状況なんでしょう
誰かがこのブログを読んで勉強になったと感じてくれたらなんだか嬉しいですね



こんな結果でした
症例紹介シリーズが1位にランクインしました
一方でこの他にもいろんな症例を紹介しているんですが、全くもってランク外(笑

いろんな症例を紹介していますので是非そちらもチェックしてみてください

これからもよろしくお願いします☆

…それでは!


おまけ


涼しくなってきたのでホットドリンクを追加



全然関係ないですが
昨日学生と一緒にやった股関節のコンディショニングドリルでお尻がすごい筋肉痛。
普段いかに股関節が上手に使えていないかを実感







2016年9月20日火曜日

MAX!

どうもこんにちは

昨年ラグビーワールドカップで日本代表が南アフリカ代表を破ってから
もう一年になります

日本でのワールドカップまで3年を切ったことになるわけで
時の流れは早いものですね


一方で矢継ぎ早に台風が日本列島を襲っています
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます


今のところどれもここ東海エリアを避けるように通過していってくれていますが
今日はさすがに大雨です

天災は油断した頃にやってくるものなので、気をぬかずにいつも準備していたいですね



さて先日は名古屋高校ラグビー部にて、3ヶ月に一度のウェイトトレーニング定期マックス測定会でした


測定項目は
・ベンチプレス
・バーベルスクワット(フル)
・デッドリフト(床引き)
・懸垂回数
・3200m走

の5項目になっています



あくまで日頃しっかりとウェイトトレーニングを継続的に行っているか、走りこんでいるかのチェックという位置付けであり
数値が高いからといってレギュラーになれるというわけではありません

ウェイトトレーニングの数値は高いけどラグビーはイマイチ、と言う
いわゆるトレーニングチャンピオンがいるのも事実です

ですが総じて
ウェイトトレーニングを含めた基礎体力向上系のエクササイズを真面目にコツコツできるタイプの選手は競技そのものに対する向上心があり、自分自身の身体をどうしたら強くできるのかという好奇心が旺盛であるという印象を受けます

「研鑽を積めば今まで持ち上げられなかった重さが持ち上げられるようになる」と言った
努力が数値として比較的目に見えやすいウェイトトレーニングは選手のモチベーション管理に非常に有用であると同時に、辛いトレーニングから逃げずに取り組むことが出来るかという点から「教育的」にも部活動にとって有益に働いています

名古屋高校ラグビー部はここ数年、全国大会出場を争うレベルで戦ってきていますが

運動能力の高い選手を集められるような強豪校と異なり、中堅進学校であり、中学までほとんど運動をしたことのなかった学生も多く在籍するチームです

一流選手を養成し有名大学やプロチームに輩出するのが目的ではなく


あくまで教育の一環としての部活動でありながら、全国大会出場を目指すという
非常にタイトな環境で日々活動を行っています


いろいろな背景を持った選手を、人間性を含めて一人前のラガーマンに育ってくれるよう
これからもサポートしていきたいなと思います


…それでは!













2016年9月19日月曜日

祝祭日も通常通り!

どうもこんにちは

世間はシルバーウィーク(?)
週末は空港や新幹線も賑わっていたようですね


ですがもちろん…

希望ヶ丘接骨院は祝祭日も通常通り、休みなく施術しております
本日の敬老の日、22日の秋分の日ももちろんやっていますのでお気軽にお越しください!


それでは☆


おまけ

土曜日は
名古屋高校ラグビー部のウェイトマックス測定
日頃のグランド練習では見られない独特の緊張感と盛り上がり

詳細はまた後日


さらに日曜日は遠征に帯同し三重の朝明高校へ


どうやら雨男は私らしい

2016年9月16日金曜日

「女には社会性が無い」という高齢女性患者さんの言葉

どうもこんにちは

いきなり強烈なタイトルですが

今日の待合室での患者さん同士の会話



80歳女性
「この歳になると外に出て誰かとお話ししないとボケちゃうからここでこうやって誰かと話せると嬉しいわ(笑)」

83歳女性
「女は社会性が無いからね、特に私たちの世代は若いうちに結婚して話すとしたら旦那か似たような人たちばっかりで、そのまま歳をとって。
私たちより若い世代はバリバリ働いていろんな人と出会う機会があっていいわねー」



前後の話の流れはよく覚えていませんが
普段はほんわかして冗談しか言わないような患者さんのこんな話に、端で聞いていてびっくり

待合室で初めて会った人でもすぐに打ち解けて仲良くなってしまう昭和一桁生まれの人たちが、社会性が無いとはとても思えませんが

確かに社会性とはいろいろな人と出会うことで養われるものでしょう


偏ったコミュニティの中だけでずっと過ごしていると、その場のぬるま湯のような心地よさから一歩抜け出して、新しい出会いを求める勇気がどんどんなくなっていく気がします

他業種セミナーへの参加や、営業活動もその為に始めたはずでしたが
最近サボり気味であった自分


背筋が伸びる思いでした



日々の仕事の中では、様々なバックボーンを持った方々とお話をする機会があり毎日刺激的な経験をさせてもらっています

滅多にはありませんが正直言って「苦手だな」と思うタイプの方がいらっしゃることもありますし
反対に初めて会った気がしないくらいにすぐに打ち解けるような出会いもあります

どちらにしても
「自分とは異質な人間との出会いが人を成長させる」

という言葉を胸に毎日の出会いに感謝して、大切に過ごしていきたいと思っています


…それでは!




おまけ



趣味はなんですか?
と聞かれたら

「ラグビー」くらいしか答えることのなかった私


よく考えると「おいしいピザ探し」という立派な趣味があった!