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2016年10月29日土曜日

地域型スポーツクラブ

どうもこんにちは


先日元ラグビー日本代表の平尾誠二氏が53歳という若さで亡くなられました
胆管細胞癌だったそうです


平尾氏というと平成12年に私の地元である愛知県半田市、成岩スポーツクラブを来訪された事を思い出します


さてその成岩スポーツクラブとは…

愛知県半田市の成岩地区少年を守る会が、平成7年に当時文部省が提言した総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業の推進母体となり設立した、地域型のスポーツクラブです


平成10年から12年には文部省から「地域スポーツ交流推進事業」を委嘱されています


文部科学省はスポーツ振興基本計画というものを打ち出しており、スポーツ指導者の育成、生涯スポーツ社会の実現、オリンピックでのメダル獲得率の向上などを目的としています




その政策実現のための施策の一つとして、企業や学校部活動中心のスポーツ機会だけでなく、ヨーロッパ諸国のような学校卒業後などにもスポーツに親しむことができる地域スポーツクラブの定着を掲げているようです

スポーツ振興くじ『toto』の売り上げの一部はこのスポーツ振興に当てられています


このモデル事業に手を挙げたのが半田市の成岩地区であり、当時成岩スポーツクラブを設立、中学校の体育館を新築するなどして立派なクラブハウスを作ったりしたわけです。


私自身海外の公共スポーツクラブ運営のことはよくわかりませんが

短期ですが滞在したことのあるイギリスのウェールズには
各町に決して立派とは言えませんが一つずつスタジアムがあり、そこをホームグランドにする地元の人に愛されるラグビーチームがあり、そしてそのチームのジュニアチームやサテライトチームがあって、毎週末に隣町のチームと試合を行って、試合後にはスタジアムに併設するパブでアフターマッチファンクションをする

試合がない日は町の人がパブに集まってラグビー談義に花を咲かせる

そんな光景が日常で

各世代の優秀な選手は上のカテゴリーに呼ばれ
地元のチームで活躍することは一つの名誉であって、そこから上位リーグのチームに移籍したり国の代表に選ばれることを目標としている

これが文化になっています

おそらく日本の地域スポーツの振興もそんな形を目標にしたのだと思われます


成岩スポーツクラブの立ち上げ時に会員だった(当時中学生の)私はなぜかよく講演会や説明会を聴きにいったもので、将来は地域型スポーツクラブというのが主流になっていくのか〜、なんてことを思ったものでした

さて現在の成岩スポーツクラブがどうかというと


一応バスケットはトップチームの下に年齢別のチームがあって、一貫育成システムなるものを組んでいるようですが、私が子供の頃に聞いていたものとかけ離れた代物といった感じです

結局、学校部活動との切り離しがうまくいっていないんじゃないでしょうか



せっかくそれなりの財源もあって立派なクラブハウスと(田舎だけに)広いグランドもあるので

うまく活用して全国の見本になるような形になってほしいものです



平日は学校の部活動をやって、週末はクラブチームで別の競技をやるなんていう形を考えると
知多半島にはラグビー文化が根付いていなくて中学校や高校にラグビー部があるところがほとんどないのでちょうどいいんじゃないかなー

なんて勝手に思ってみるのでした




…それでは!




おまけ


名古屋高校ラグビーは無事に初戦を突破(93ー0)
都合で会場には行けませんでしたが…

こちらも是非応援を宜しくお願いします


(写真がないのでちょっと前のモノ)














2016年10月26日水曜日

悲しい出来事

どうもこんにちは



現在サポートしている高校のウェイトルームは、当然ラグビー部だけでなく学校中の生徒が利用します

各部活動ごとにウェイトトレーニングを指導している誰かがいるはずなので、危険であるとかふざけているなどのよほどのことがない限り他部活の学生には口を出さないようにしています

しかし先日
こんな話を耳にしてしまいました



「ウェイトって楽だよな、とりあえずウェイトルームで決められた回数だけこなしてれば時間がすぎるもんな」
「怪我してるって言えばストレッチして後輩にマッサージさせてればいいし」





幸いこの声の主は指導している部活動の生徒ではありませんでしたが非常に悲しい気持ちになりました



と同時に私が指導している選手たちも同じように思っているのではないかと不安になりました



ウェイトトレーニングに限らず

「誰かがみているから」
「やらなきゃ怒られるから」

という気持ちで何かをやるくらいなら、いっそ自分が楽しく集中できる事に時間を使うか、なんなら睡眠をとって休んだ方がよっぽど有意義だと思います




特にトレーニングは自分を高めるために行われるべきものです
「誰もみないからいいや」という精神の人間はどれだけやっても報われることはないでしょう

自分の身体が何よりの答えです



指導してきた選手たちはきっとわかってくれていると信じています





…それでは!







2016年10月25日火曜日

ベンチプレスに代わる種目を考えてみる

どうもこんにちは

学生にウェイトトレーニングの種目選択で意見を求められたときは



・ベンチプレス
・スクワット
・デッドリフト

これらビッグ3をまずはちゃんとやろうと話しています
(比較的高重量を扱うことができ、大きな筋肉に負荷をかけることから基本種目として知られています)

動作のエラーがわかりやすい(基本動作がある程度周知されている)
何キロを何回あげられるかを数値として評価しやすい
『押す』『引く』といった運動の基本動作を鍛えられる
何より高重量を扱えるので、満足感を得やすい

などといった点からオススメしていますが

しかしよく考えると、ベンチプレスって身体はベンチ台が支えてくれていますし、肩甲骨も固定されていてあまり全身に負荷のかかる種目とは言えないですよね

それにベンチプレスはやはり人気種目なので、公共のジムなどではなかなか順番が回ってこないなんてこともあります

ではそんな時に使える他の種目は何があるでしょうか

何を目的に行うかを考えた時に

『腕で何かを押す』という点に着目するならスタンディングプレスだったりランドマインプレスの方が全身に負荷がかかる感じがあります
ベンチ台に体が固定されておらず不安定なので体幹に力を入れる必要があるからですね

『肩甲骨を動かしたい』ならいっそ腕立てふせの方が意識を肩甲骨の可動性に集中できますし
『胸を鍛えたい』ならダンベルフライやバタフライマシンの方が胸の筋肉をピンポイントに狙えます

(こういうことは実際に自分で実施してみないとわからない部分があるので、指導する側も普段から自分でもウェイトトレーニングをしておくのは本当に大切なことだと思います)

結局のところやはり「目的はなんなのか」を明確にして実施することが重要です

そう言う意味ではビッグ3(ないしはビッグ4)の中では、ベンチプレスは自己満足に終わってしまう可能性が高い種目だろうなと思います

とは言ってもやはりウェイトトレーニングを実施するモチベーション維持にはもってこいの種目ですからなかなか外せません…

やっぱり「ベンチプレス◯◯kg挙げた」って言いたいですから

ただ
「ウェイトトレーニングといったらビッグ3しか認めない」
みたいな硬い頭にならないようにと思うこの頃です



…それでは!






おまけ


知ってる人は知っている
今池の名店の看板メニュー














2016年10月23日日曜日

ホーム

どうもこんにちは

昨日は高校時代の同窓会に出席して来ました

男子校なのでドキドキする再会(笑)はありませんが
卒業して15年が経過して人によっては驚くほど老けていたり、生え際が後退していたり、反対に驚くほど変わっていなかったりと
過ごした時間は平等なはずなのにそれぞれ違った歳のとり方をしていて違った意味でドキドキしました



久々に会う同級生の中には、普段なかなか話すことのない職種の人やいろんなタイプの人間がいてとても良い刺激になります


そんな中で、ある先生が話してくださった内容がとても印象に残りました


”歳をとると段々とボーッとすることが増えます
視界がぼやけてくるような感覚です

でもそれは一眼レフのカメラのように
何か一つにフォーカスしてピントがそこにしか合っていないから
その周りがぼやけているんだと思うんです

なんだか全体がぼやけて感じたら
じゃあ今は何にピントが合っているのかを考えてみてください

その「ピントが合っている何か」が、その人にとっての個性です
是非それを磨いて欲しいと思います


君達もそろそろそういうことを感じる年齢になってきています”



高校在学当時から
その先生は教室に入ってくるとちょっとした小話や雑学的なトークを披露してから授業を始めるユニークな先生で

私は当時全く授業は聞いていなかったんですが(汗)



あれもこれも欲張らなくても

何か一つのことに集中して、周りが見えなくなることも時には必要。
それが自分を高めてくれることにつながることもある

そんなことを考えさせてくれるお話でした


これからも自分の専門性を高めて、患者さんや学生の為に生かして行きたいなと思います




…それでは!


おまけ

そんな同窓会の翌日はいつもと変わらぬ学校へ


彼らもいつかここを”ホーム”と思ってくれたら嬉しい






2016年10月18日火曜日

テープ残り

どうもこんにちは


先週の土曜日は接骨院をお休みし、娘2人の運動会に参加させていただきました

おかげさまで好天に恵まれ、爽やかな秋晴れのもとで子供達の成長を垣間見ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました


親子競技や父母参加競技も充実した運動会だったのですが
けが人が出ることもなく無事に終了し、一安心。

救護班をやったわけでなくても、ついついあの人はここが痛そうだな〜とか、ここをもう少し意識して走ったらいいのにな、なんてことを考えながら各種目を見てしまっていました

私は膝の不安もあって大して動いてもいないのですが、妙に疲れたのはそのせいでしょうね

一方で朝晩とっても涼しくなって体調を崩している方が多くみえるようです
空気も乾燥してきました

水分やビタミンを多く摂る、部屋を加湿する、手洗いうがい、睡眠をしっかりなどと言った基本的な体調管理を怠らないようにして、風邪を予防しましょう!


さて先日皮膚トラブルについての記事を紹介しました(蜂窩織炎についてのブログ)

皮膚表面を清潔に保つことは非常に大切ですが「テーピングの剥がし残し」がどうしても綺麗に取れない時ってありますよね




最近のテーピングは非常に粘着力が強くなっていて、汗をかいても剥がれにくくなっている反面、いざ剥がそうと思ってもなかなか綺麗に剥がせないという現実があります




テーピング用のノリ剥がしもあるんですが、大量にスプレーすると肌が荒れますし匂いもあまり良くないので、ひとまずの応急的な使用のみにしています

お家でゆっくり剥がせる時は、残り跡をしっかりと溶かしてくれる「メイク落とし」をお勧めしています


メイク落としならノリをしっかりと溶かしてくれるだけでなく保湿成分も入っていますし、そもそも顔に使うものなので安心です



テーピングのノリが残っているとそこで雑菌が繁殖したり、次回のテーピングの粘着力が低下したりといいことがありません


綺麗に剥がして皮膚を清潔に保ちましょう!


…それでは!








2016年10月14日金曜日

嬉しい報告

どうもこんにちは

当院の近隣の学校に通う学生さんが、陸上の大会で入賞したと報告に来てくれました

ここ最近通院がなかったのでどうしているかなぁと思っていたところでの来院だったので少し驚きましたが、元気に過ごしていてくれたようで

わざわざ報告に来てくれるのは、本当に嬉しいですね

痛いところがなければ来る必要のない場所である接骨院

通ってくれていた人に会えなくなるのは寂しさもありますが

便りがないのは元気な証拠

傷んだ羽根をうちで休めて、大きく羽ばたいてくれることが何よりの励みになります☆


…それでは!


おまけ



いま受付には「flying tiger」の飴を置いてます
可愛いです

2016年10月13日木曜日

お金の問題じゃないんだな

どうもこんにちは


ちょっと普段とは違ったテイストの記事を。


ピカソがファンの女性に簡単な絵を描いて、代金として高額な値段を要求したという話。
プロフェッショナルの仕事は、その瞬間だけでなくそれまで積み上げてきた経験であったり投資であったりの上に成り立っていて、それも含めてリスペクトしなくてはいけないよ〜

といった感じの話で、とても有名な逸話です
『30秒で描いた絵に100万ドル』

職人系のお仕事をされている方にはグッとくるものがあると思います



ピカソと比べるのは恐れ多いですが、私も時々家族や友人に「なんか○○が痛いんだけどなんだと思う?ちょっと軽く見て」と言われたり、メールやLINEで「○○が痛いんだけどどうしたらいい?」なんて聞かれたりします

状況によりますが
正直に言うと、どうにも対応に困ります

そしてどうしても「うーん、接骨院に来て」という返答になってしまい、
結果的にタダではみてくれない冷たいケチなやつと思われるんですが


ただ単に

「ちょっと」「軽く」「簡単に」は無理なんです


ピカソの話とは少し意味合いが異なりますが


痛みの原因はなんなのか、これまでどう言った経過をおってきたのか、現在の状態は?、筋力は?、じゃあこんなリハビリをして…

多くの場合聞いた方はそんなにしっかりみて欲しいわけではないでしょう

しかし
少しでも聞かれたらたとえそれが友人や家族相手でも私はそこまで確認しないと気が済まないのです

別にお金を要求したいわけではありません
せっかく見させてくれるなら、ボランティアでもいいから時間をとって責任を持って対応したい

ただそれだけです

気軽に柔軟に対応できたらそれで済む話なんですけどね


…それでは!

おまけ


「TEAVANA」
スターバックスが紅茶に力を入れ始めたらしいが、今まであったテイストが変わってしまった…







2016年10月11日火曜日

注意!(鑑別診断クイズ)

どうもこんにちは

症例紹介シリーズです

では今回も患者さんの訴えから…

ラグビーの試合で相手に何度か脛を踏まれた
その試合は問題なくプレーを続け、試合後も特に強い痛みがなかったので様子を見ていたが翌日から脛の腫れと痛みが増してきた

さらにその翌日、運動をしたところさらに腫れと痛みが増強
氷で冷やしたが患部が熱を持っている

体温38度以上

画像はこちら(患側は左足)






さて、これは接骨院あるあるの鑑別診断ですね

そう「蜂窩織炎」でした

小さな傷や毛穴などから、皮下や脂肪組織になんらかの菌が感染し炎症を起こした状態です

参考リンク
蜂窩織炎とはどんな病気



先日紹介した帯状疱疹と同様強い疼痛を伴いますが、関節や付近に起こることが多いので度々整形外科や接骨院を受診されます


ポイントは
「患部が熱を持っている、赤くなっている、発熱がある」
の三つです

よく見ると痛む部分に小さな傷があることも多いので注意して見てみると良いでしょう

今回も皮膚科に行ってもらいました


人間の皮膚というのは多くの常在菌に覆われています
普段はその菌と上手に共存することで健康を保っていますが、疲労や体調不良で免疫機能が低下したり、傷口の周囲を不潔にしているとそれらが体内に感染を起こすことがあります

人工芝のグランドだと特に、傷口に砂が入ることがないためパッと見た感じ綺麗に見えてしまい傷口を綺麗に洗うことを怠りがちです

どんな傷であってもまずはしっかりと水で洗い流してできるだけ傷の周囲を綺麗に保ちましょう

それでもおかしいなと思ったら早めに専門家に相談しましょうね


…それでは!




接骨院は外傷処置のスペシャリストです

どうもこんにちは

今一度、言いたいことがあります

接骨院は「けが」の治療をするところです

骨折、脱臼の応急処置とリハビリ
打撲、捻挫、肉離れの治療

これらの業務を遂行するための専門的な訓練を受けて、国家資格を取得しています
けがをしてしまったら安心して受診してください

希望ヶ丘接骨院はこれらに加えてスポーツ障害、スポーツ外傷の治療にも力を入れています

整形外科クリニックでの勤務経験と、スポーツトレーナー活動を通して得た知識と技術で確実に対応いたします


よろしくお願いします


…それでは!

2016年10月10日月曜日

濃〜い、(世間は)3連休

どうもこんにちは

今日は体育の日ということで、この週末はあちらこちらで運動会が開催されていたようです

長く続いた雨と蒸し暑さもようやくひと段落し、運動をするにはもってこいのさわやかな気候になってきましたね

さて私はというと

土曜日の診療後にふと思い立って、大阪までとあるセミナーを受けに行ってきました

詳しい内容はご紹介できませんが、少人数ながら将来「スポーツトレーナー」という仕事を目指す学生やスポーツの現場に仕事場を求めている治療家さんなどが集まっていました

先の記事でも紹介しましたが、講師は元千葉ロッテマリーンズトレーナー、現在近鉄ライナーズでヘッドコンディショニングコーチを務められている弘田雄士氏

相変わらずの高いプロ意識となんとも言い表せられないオーラ。
話される言葉に非常に重みがあり、身が引き締まる思いでした

「好きなことを仕事にする覚悟」
忘れずにいたいです


大阪で旧友に会うつもりでいましたが、残念ながらそれはスケジュールの都合で叶わず
新幹線でとんぼ返り…

帰宅は日付が変わる頃


翌日の日曜日は名古屋高校にて早出の選手のウェイトトレーニングを見て、昼から練習試合のサポート、試合後は居残り組とフィジカルトレーニングのチェックをしながらちょっとしたメンタルケアも

大会直前ということもあり、一部の選手はかなりピリピリとしてきています

身体は大きくてもまだ高校生

「身体を診る」という立場の人間はある意味で選手と最も距離感の近い存在ですから、身近な大人として話し相手になることも大事な役割だと思っています

監督やコーチには話せないことを話してもらえるような人間に慣れたらなと意識していますが、どうなのかな…?

先輩として、プロとして、選手に信頼してもらえるような存在になれるように日々「勉強」です



そして今日は祝日ではありますが、朝から通常通り施術しています

最近ようやく祝祭日も診療していることが浸透してきたのか午前中は多くの患者さんにご来院いただきました

一人でも多くの方に必要と思ってもらえることは何よりも嬉しいこと


この3連休で尊敬する方、学生、患者さんからいただいたパワーで今週も精一杯施術していきます

よろしくお願いします!




…それでは☆


おまけ
往路は人生初の近鉄アーバンライナーでゆったりと


読書をする予定が読む本を持って出るのを忘れたので
Kindle fireで『ピッチパーフェクト2』を鑑賞しながら。



アマゾンプライムビデオは、続編は見れるが初回作はお金を払わないと見られないという商法らしい!
まんまと初回作が見たくなっている

2016年10月8日土曜日

心に栄養

どうもこんにちは

土曜日は午前中で通常の施術終了するので、普段は午後から予約を受け付けたり高校で選手のウェイトトレーニングやリハビリの手伝いをしたり、コーチングスタッフでミーティングをしたりして過ごしています

今日は午後から学校予定が無いので、急きょ大阪でセミナーを受講する事に

今回はトレーニング学や治療系のセミナーでは無く、尊敬するS&Cコーチである弘田氏が講師をされる「スポーツトレーナーの理想と現実」という講義を受講予定

おそらくこれからスポーツトレーナーを目指す学生さんなどを対象にしたセミナーであろうと思うのですが、これからも治療家として仕事を続けて行く上で、小さな接骨院経営の枠にとらわれず先に進んで行くために何か気付きを得て来られたらと思っています

いまはそこへ向かう近鉄アーバンライナーの中でこの記事を書いています

それにしても、いつもどこかへ向かう時は必ず何かを忘れるようで

今日も道中に読もうと思っていた参考書を忘れて来てしまいました…

出発時刻も予定を大幅に遅れてしまいましたし、いつも自分の計画性のなさにがっかり

とりあえず
昼寝でもしようかな




…それでは!



おまけ

国体から帰って来た選手がお土産を持って来てくれた


曰く
「岩手で一番のお菓子」らしい
本当?

2016年10月7日金曜日

ちょっと安心

どうもこんにちは

来週の10月15日(土)は休診とさせていただきます
隠すことでもないので理由をお話しさせていただくと、娘たちの保育園の運動会に参加してきます

希望ヶ丘接骨院を開院してから家族のために休診にしたことがなかったのですが
長女にとって最初で最後の保育園での運動会であり、たまには父親らしい事をしないとなと思い休診することに決めました


保育園の運動会には父母参加競技があるんですね

おそらくうちの娘が在籍する保育園ではかなり若いパパであろう私としては、リレーで走ってかっこいいところを見せたいという思いがないわけではなく

しかし一方で怪我をしている左膝の不安を考えるとむしろ恥ずかしい思いをするかもしれない、そもそも健康や運動指導を生業にしておきながら大したことないなと思われたらどうしよう

と出ることが決まったわけでもないのに勝手に想像にしてドキドキ




ところが…
父母のリレーへの参加は立候補制で希望者多数の場合は抽選で



結果として落選。
杞憂となりました(笑

そんなに参加希望者がいるとは
案外皆さんアグレッシブですね



気負いのない競技にだけ参加すれば良いようで、家族との時間を楽しめそうです


ということで休診日はご迷惑をおかけしますが宜しく願いします


…それでは!




おまけ

名古屋日豪ニュージーランド協会の副会長からの頂き物☆









2016年10月6日木曜日

意味なんて理解しなくても

どうもこんにちは


一時期に比べてブログの更新頻度があっという間に下がり、情けなさを感じている今日この頃です

さてと
全然関係ない話ですが、街はすっかりハロウィンモードですね

本来は古代ケルト人が起源の儀式であり、夏の終わりとともに冬の始まりである10月31日に収穫を祝い悪霊を追い出す収穫祭だったそうです

現代ではアメリカでも宗教的意味合いはほとんどなく
思い思いの仮装をした子供たちが「trick or treat!」(お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ)と言いながら近所を練り歩いてお菓子をもらうという楽しいお祭りと言った感じです

子供の訪問を歓迎しているうちでは玄関の灯を点けてそれを知らせますが

キリスト教の儀式ではないので敬虔なクリスチャンのお宅などでは(悪魔崇拝を連想させることなどから)訪問を受け付けておらず、その場合は玄関を暗くしています


私がホームステイしていたあたりはお金持ちがとってもたくさん住んでいる地域だったので、自宅を驚くほど豪華に飾り付けていたり、とってもリアルな悪魔の装飾を施していたりして10月に入ってからはそんな飾り付けを見て回るのも楽しみの一つになっているように感じました

アメリカではハロウィンから始まり、感謝祭、クリスマス、スーパーボウルと続くホリデー商戦のスタート合図といった感じでしょう

さすが商業大国

年末商戦がおよそ3ヶ月です



そんなこんなで私もホストファミリーの子供達に混ざって悪魔の仮装をして街を歩きましたが、その時の場違い感はとてつもなく、写真も残っていますが紹介は控えます(苦笑



日本でも近年ハロウィーンは大人が仮装パーティーを楽しむ日といった感じで盛り上がりを見せています

一部では商業的に踊らされているとか、宗教的な意味を理解せずにやるのは馬鹿らしいといった意見もありますが

本場(?)アメリカでだって別に誰も意味なんて深くかんがえてませんし



個人的には、誰かに迷惑をかけなくてみんなが楽しくてなんとなく景気も潤うならイベントっていいよねという、暖かい目で見られるようになりました

歳をとったからか、子供ができて楽しんでいる姿を見ているからかもしれませんが


うちもちょっとハロウィーン気分を出してみたりして

意味なんて深く考えずにとりあえず楽しむ
そんなことも時には大事じゃないでしょうか




…それでは!








2016年10月5日水曜日

ちょっと湿布は貼らないで!

どうもこんにちは

今日は症例シリーズです

本日来院された患者さん

受診時の状況

『半年前から五十肩で整形外科にてリハビリを続けていたが、3日前に自動ドアに肩からぶつかり痛みが少し増強
心配だったので整形外科を受診したところ湿布を処方された

ところが湿布を貼って3日目の朝(本日)、右肩から腕にかけて痛みが急に強くなり湿布を貼ってあるところを見たところひどくかぶれて湿疹ができている

じっとしていてもビリビリと痛む、時々電気が走るように痛み、腕まで痺れが走る

発疹部を触れるとピリピリと痛む

肩関節の動き自体はさほど制限されていない』

さてここまで紹介すると、知識のある方はなんとなく察しがつくかもしれません


この方の病気は『帯状疱疹』
当院では湿布のノリを拭き取り皮膚を消毒して、皮膚科のクリニックへすぐに行っていただきました

帯状疱疹とは
体内に潜んでいる水疱帯状疱疹ウィルス(以下VZV:ヘルペスウィルスの一種)がなんらかの原因で活性化してしまい、皮膚に強い痛みを伴った発疹(水ぶくれ)が出現する病気です

VZVは初感染では水疱瘡になりますが、その後症状が治まっても1度感染するとウィルスは神経を伝わって知覚神経の神経節に潜り込み、遺伝子の形で潜伏します
それがストレスや疲労、過労、加齢、免疫不全疾患などで免疫力が低下した際に再活性化し悪さをします

水疱瘡のウィルスによる病気とは言っても、人にうつることはありません
ただし水疱瘡にかかったことのない人が帯状疱疹に触れると手を介して気道粘膜に感染したりすることもあるそうなので注意が必要です

帯状疱疹の症状で最も辛いのは何より痛みです
神経内で悪さをするため、神経痛を引き起こします

さらに治療が遅れると発症した部位により合併症を引き起こす可能性があります

例えば耳周囲に発症すれば難聴や顔面神経麻痺、腹部に発症すると便秘、陰部に発症すると尿閉、などといったことが見られることがあります

きちんと治療すれば予後は良好とされていますが
ヘルペスの抗ウィルス薬はウィルスを殺す薬でなく増殖で抑える薬なので、ウィルスが増殖する前にできるだけ早く投薬を開始することが重要で
「発疹が出た」「水ぶくれになった」という段階で投薬できることが肝心です


しかし初発症状は神経痛として始まることが多いため見逃されやすく、とりあえず湿布を貼って様子を見ていると、湿布かぶれと錯覚してしまい放置されることがよく起こります

原因のよく分からない痛みに対して安易に湿布でごまかそうとすると、そのようなリスクがあるので気を付けましょう


治療はさきほどから紹介している通り抗ウィルス薬の投与であり
内服、点滴、塗り薬があります

重ね重ねになりますが、とにかく早く薬を開始することが重要です


もしかして…
と不安になった方はすぐに皮膚科を受診してください!



…それでは!

おまけ


「治療家がなんの知識もなく運動指導をするな」
という批判はもっともで、だからこそ医学的な勉強も運動学やSC分野の勉強もしっかりとしようと思う今日この頃。





2016年10月3日月曜日

学生のノリ

どうもこんにちは

本日から岩手県にて国体ラグビー少年の部が始まりました

愛知県代表は選抜チームとして参加しますが
私がサポートしている名古屋高校ラグビー部からも4名選抜されています

4人は希望ヶ丘接骨院にも通院していましたので、是非とも怪我なく頑張ってきてほしいものです


残った部員は激励動画を作成していました

若いって素晴らしいですね


私もメッセージで参加しましたが
こんな時につくづくユーモアのセンスがあったらなと感じます



それでは!