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2016年2月11日木曜日

S&Cって何?

どうもこんにちは



希望ヶ丘接骨院には現在、ラグビーや野球、陸上の他にも、バレエ、サッカー、バレーボールなどを高いレベルで頑張っている学生さんがたくさん通院しています

身体の痛みや怪我に対する施術を担当させていただくのはもちろん、メディカルスタッフの立場から、正しい医学的知識を元にした予防のトレーニングやリハビリメニューの提供もしなくてはいけないため、日々トレーニング分野の勉強も必要になってきます

そんななか、日本ラグビー協会が主催するS&Cシンポジウムが開催されると聞き、早速参加してきました

会場は東京都にある日本体育大学世田谷キャンパス、この日のシンポジストは日本ラグビートップリーグに所属するトップチーム(ヤマハ、東芝、NTTコミュニケーション)のS&Cコーチに加え今話題の日本代表S&Cコーチという、錚々たる顔ぶれ


参加者もトップチームに所属するS&Cコーチからアスレチックトレーナー、ドクターまで幅広くとても熱気にあふれたものでした

さて私はというと、S&Cについては勉強し始めたばかりという立場で若干の気おくれを感じつつの受講となりました

今このブログを読んでくださっている方


そもそもS&Cってなんなの?
はやくそれを説明してくれよ!

と思っていると思うので
そろそろ説明します

S&Cとは、ストレングス&コンディショニング(strength、conditioning)の略語です
strength=強さ
conditioning=調整
と言った意味なので

S&Cコーチの役割はトレーニングメニューを組んだり身体の状態を試合やシーズンに合わせて整えるためのエクササイズを行わせたりするという感じです
砕けた言い方をすればトレーニング担当コーチ、でしょうか

しかし
「conditioning」は単なる調整という意味だけでなく、体力やスタミナの向上やコントロールの意味として捉えて欲しいという前置きからはじまり


今回のシンポジウムのテーマは
『ピリオダイゼーション』(→一定の期間における強化計画のようなもの)
『モニタリング』(→選手の状態管理)
『プログラムデザイン』(→実際のトレーニング内容)
の三つから構成されており、各テーマごとに各シンポジストがチームで取り組んでいる内容を紹介し、それぞれ参加者でグルームワークをしてディスカッションをおこない、質問をさらにシンポジストに返すという流れでした

どのテーマも非常に興味深く、トップチームの実際のトレーニングの内容に触れることができとても刺激となりました

*内容についてはここでは書きません、悪しからず。


シンポジスト、参加者ともにレベルの高い濃密な時間で、時折ついていけない部分もありましたが、S&Cスタッフがメディカルスタッフに何を求めるのかを実際に直接聞くことができ、S&Cの分野との関わり方を考えるきっかけとなりました

なによりみなさん本当によく勉強されていて、自分の勉強不足を痛感させられました


昨今の日本のスポーツ界ではこの分野が急激に進歩してきています
(根性論が根強い日本のスポーツ界の体質がこの分野の発展を非常に遅らせた、とも言えるとおもいますが)

ラグビー日本代表は世界との差を縮めるために数年前からかなりこの分野に力を入れていて、海外から優秀なスタッフを招聘したり人材を育成したりしてきました

記憶に新しい先日のワールドカップでの日本代表の活躍の一端を担っていたことは間違いないでしょう


希望ヶ丘接骨院は、トップレベルのスポーツ選手が受けているトリートメントを一般の方や学生に提供するというコンセプトでスポーツ障害や外傷に対する治療を行っています
(もちろん手術やレントゲン検査などどうしても行えないことはありますが…)

そのためにも今後もスポーツ分野の最先端、トップレベルの情報を常に収集してみなさんにお伝えしたいと思っています


うちの接骨院で治療をしている学生がそんな世界を少しでも感じたことで、いつかトップレベルで活躍してくれたらいいなぁなんて思ってこのブログを書いています





おまけ

トップのS&Cコーチは総じて、スーツやTシャツの腕の部分がはち切れそうな凄い体をしていました
やっぱりあれが説得力を生むのでしょうね

帰りにプロテインの試供品をもらい





一人寂しく桜新町の駅近くのピザ屋にフラッと立ち寄って帰ってきました

次回は近くで開催されること期待します




それでは☆







2016年2月1日月曜日

野球少年に戻る

どうもこんにちは

私がまだ子供の頃、野球がまだオリンピックの正式種目で、しかもアマチュアの選手が出場していた時代

私の夢は野球でオリンピックに出場することでした

高校生のときラグビーに出会ってのめり込むまでは、野球少年だったわけです

大人になってからも
草野球チームでたまにバットとグローブに触れると、今思えばとてもじゃないけどオリンピックに出られるわけもないほどに下手くそだった子供の頃を思い出します


そんな私ですが、この度名古屋市のボーイズリーグチーム、「名東ボーイズ」と野球スクール「ジャパンベースボールカレッジ」のトレーナーを担当することになりました


怪我予防やポーツ障害の治療、基礎的なトレーニングの指導などを行っていく予定です

先日は手始めに肩や肘周りの基本中の基本のストレッチの指導を行いました





選手たちの上達にすこしでも役に立てればいいなとおもいます


自分が野球少年だった頃のことを思い出して
久々に自分も野球したくなりました☆