このブログを検索

2016年8月18日木曜日

足首が硬い

どうもこんにちは

リオデジャネイロオリンピックでは女子レスリングで日本勢が3階級を制覇して大変盛り上がっていますね

武者修行に日本に来た海外選手が根を上げるほどの厳しい練習をしているとされる日本レスリング界

今後も活躍してくれること期待しましょう

当院にはレスリング選手はまだ来ていませんが
ラグビーや陸上だけでなく、野球、バスケット、サッカー、ダンスなど多くのスポーツをやっている患者さんの治療を担当させてもらっています

その中で
最近若い世代に足首が硬い人が多いなと感じています

特に学生さんはそれが顕著で、[knee to wall test]で膝が壁に届かない人までいます

*knee to wall test

壁に直面した状態で膝を曲げて膝が壁に届くかどうかを見る
もしくはどれだけつま先を壁から離した状態で膝をつけられるかを確認する




足首の捻挫の既往がある人は、足関節をそらす可動域が低下していることが多いのですが、単純に日頃からのケアやストレッチの不足により知らない間に可動域が狭くなっていることもあります
また疲労の指標にも用いられます(足首をそらす角度が低下しているほど疲労度が高い)

人間の下肢(腰から下)は上下の関節がお互いに連動して働いていると考えられ、足首が柔軟であればあるほど膝の安定性を高めてくれます

さらに膝の安定性は股関節の柔軟性を生み、股関節が柔軟であれば腰椎の安定性を高まる、といった感じで連動します

そのため、足首をしっかりとそらすことができなくなると足関節捻挫を受傷する可能性が高くなるだけでなく、下肢全体の動きが悪くなり膝の怪我やシンスプリントなどを引き起こしたり、腰痛の原因にも成りうると考えられます

ちょっとした動きで簡単に足首を捻挫してしまう、走っただけで膝が痛なる、運動すると腰痛が起こる、などという方はもしかしたら足首の硬さも原因の一つかもしれません



当院の待合室には
ストレッチボードと青竹踏みを用意しています


非常に手軽に足首の可動域を広げてくれるアイテムと言えます

使用方法はお気軽にお尋ねください
足首のセルフケアに使用してみてはいかがでしょうか??


…それでは!





おまけ



選手の保護者さんから頂いた写真
どれだけ偉そうなことを言って指導しても試合で実際にプレーするのは選手。

トレーナーも指導者も
グランドでは見守ることしかできない

だから常に100%で準備









0 件のコメント:

コメントを投稿