このブログを検索

2016年9月1日木曜日

電気治療は気休めではありません

どうもこんにちは

接骨院で日々治療を行っていると
時々『電気なんて気休めでしょ?電気しなくていいからその分マッサージして』
なんてことを言われる患者さんがいます

まず接骨院はマッサージ屋さんではないので、いわゆるマッサージを含めた徒手療法は必要最低限しか行いませんが

そもそも電気治療は決して気休めや時間稼ぎに行っているわけではありません
電気治療器にも色々な種類があり、当院では「干渉波」「中周波」「低周波」「微弱電流」などを用意しており

これらの電気治療器の、鎮痛、筋刺激、血流改善、組織修復促進といった
それぞれの作用を患者さんの状態に合わせて選択して使用します


科学的(論文的)にもこれらの効果は認められています


人間の身体は関節に痛み感じると上手に筋力を発揮できなくなり、筋力をうまく発揮できない状態で動くことでさらに痛みをひどくしてしまうという悪循環を生むことがあります

(AMI:Arthrogenic Muscle Inhibition という考え方を支持しています)
検索すればヒットすると思いますので詳しく知りたい方は検索してみてください






電気治療器を使用することで慢性疼痛に対する痛み止めの服用量を抑えることも可能という研究もあるくらいですから、馬鹿にはできません


「電気に頼るなんて自身の治療技術に自信がないからだ」「手技と運動療法で全ての痛みは治る」なんていう手技療法家がいたり、悲しいかなお医者さんでも「電気なんて意味がないから薬を飲みなさい」なんて言うこともありますが、内服薬や注射などの薬物療法も含めてバランスよく利用することでそれぞれの治療の効果を最大限に発揮することができると思うのです



当院では例えば…
ひざに痛みがある患者さんに対して、ひざ関節と大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)に干渉波と低周波を組み合わせて施行することで疼痛の管理と筋肉への刺激をまず行ってから、ストレッチや自己での筋力訓練をしてもらったり

骨折後などに筋力がひどく低下している部位に、筋力発揮のスイッチ効果を期待して中周波を使用したりしています


いろいろな考え方がありますから、もちろんこれが全て正しいということはないと思いますが

偏った考えにならないようにこれからも患者さんの状態に合わせて最適な治療を選択できるように勉強していかなくてはいけないですね


希望ヶ丘接骨院はいつでも患者さんの痛みを取ることを最優先に考えて日々施術をしております


身体の痛みでお困りの方はお気軽にご来院ください


…それでは!


おまけ

Amazon Kindle Fire HDを購入
プライムで映画をたくさんダウンロードして外出時に見ようと考えていたけど、最近あまり出かけることがない…



0 件のコメント:

コメントを投稿