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2017年1月12日木曜日

10年目

どうもこんにちは

気づけば今年で柔道整復師の資格を取得して10年目に突入します

先細りと言われて久しいこの業界ですが、なんとか治療家として仕事を続けることができ
なんとも嬉しい限りです



この資格を取得しようと志したときはなんとなく、職人として淡々と技術を高めていけば勝手に患者さんから認められていい治療家になれるものだと思っていました

しかし実際のところは、「医療」というのは究極のサービス業であって

治療技術や医療に関する知識などは正しい接遇マナーや人間性(さらにはビジネスセンス)の上に成り立つものなのだということにようやく気づいてきました

私自身も
資格を取得して最初に就職したのは整形外科で、特に初めの頃は治療技術よりもマナーや接遇についての指導が先行し
「もっと専門的な知識や技術的なことが知りたい」「早く独立して自分の治療技術で勝負したい」と思ったものです



この10年
整形外科勤務中に後輩の指導にあたったり、独立して従業員を雇うようになって強く思うのは

技術や知識は人から教えてもらったり勉強すれば身につくが、それを生かすための接遇のマナーや人間性(人と対峙した時の雰囲気など)は自分で気付かなければ一生改善しない

ということです
月並みですけど。


「ゆとり」や「新人類」なんていう言葉で若者がひとくくりにされますが、実際に高校生(気づけば15歳以上年が離れてる)を相手に指導をするときには私でさえ価値観の違いに苦労します

「世代」で済ますべきではないのかもしれませんが、手取り早く知識や技術だけを受け取って結論を求める人が多い傾向があるなと感じます

さらにその中でも個人的にもっとも苦労したのは
反対に「自分は同年代の人間とは違う」「自分はゆとりじゃない」と思い込んでいるタイプの人でした

自分はおばあちゃん子だったから高齢者との会話は慣れている
いつも年上の人とつるんでいるからマナーは大丈夫
学生時代体育会系だったから社会に出ても上下関係はバッチリ


と言った感じで
斜に構えて
根拠なく謎の自己評価が高い人

こう言った根拠なく自己評価が高い人は、指摘や指導を受けると
「こんなはずじゃない、こんなことで注意されるのは納得がいかない」とふてくされたり
「知ってるわ」と言った態度で改善する気配を見せないことがあります

(自分がそういうタイプだったわけですが。)


医療サービス業の本質は人と人の繋がりです
人の話を受け入れられなければ、人に自分の技術を受け入れてもらう事は不可能なわけです

評価を潔く受け入れ問題点を改善することで、自分が求めるものを提供してもらうことができ、さらには持っている知識や技術を最大限生かせるようになるでしょう


なんてことを自分に言い聞かせながら

私もこれからも
奢らず、誠実に日々の診療に励んでいきたいと思います



…それでは!




おまけ



スタバでコーヒーをディカフェにしたら
「ステッカー使ってください」と言って渡されたけど

何に使うのか。











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