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2017年11月2日木曜日

スポーツにおける股関節障害

どうもこんにちは

当院は
ラグビー、ダンス、バレエ、陸上、野球を中心として、最近は女子ラクロス、バスケットボールなどのスポーツ障害や外傷の治療とリハビリに特に力を入れています

その中でここのところ多く遭遇するのが
股関節周囲の怪我です

グロインペン、FAGS(Femoral Anterior Glide Syndrome)は過去記事で紹介しました
過去記事はこちらでチェック!


詳しくはそちらを読んでいただければ幸いですが、最近特に感じるのがFAGSの潜在的な保有率の高さです

股関節の前方と後方の関節包(靭帯などの複合体)の硬さにアンバランスが生じ、動きが偏ることで股関節前方の詰まり感や痛みなどを引き起こすFAGS

一般的に「股関節周囲を柔らかく」と言うと、開脚や股割りなどのストレッチという印象が強いのですが、これを頑張りすぎて股関節の前方ばかり柔らかくなるとかえって症状を増悪させるという問題点があります


具体的には例えば
バレリーナで、開脚もスプリットもできるけど動きの中で股関節に引っかかり感を感じる、病院でMRIも撮ったけど、異常なく医師からは股関節周囲のストレッチをしっかりやりましょうと言われた。
これ以上どうやって股関節をやわらくしたらいいのか?

とか

トレーニングの中でスクワットをしたいけど深くしゃがみ込めない。普段から股割り等のストレッチをやっているのにだんだんと股関節の前方が詰まる感じがして来た

などと言った感じで
もちろん一概には言えませんが
自分ではしっかりとストレッチをストレッチをしているのに
「動けないほど痛くはないんだけど、なんだか違和感がある」
というのがFAGSの特徴です

なので、特別な治療をすることなく放置していて、痛みに変化して来た時に初めて病院に行くというのがほとんどで

股関節周囲にこのような違和感を感じたままなんらかのスポーツをやっている人は実際にはとても多いはずです

グロインペインに移行してしまう前に、股関節後方のストレッチをしっかりと行って
ストレスなくスポーツのできる身体を目指しましょう

自分もFAGSかな?と思ったら

股関節後方の硬さを自分で確認できるセルフチェックは以下の2点

仰向けになって
片膝を抱えた時にお尻が浮かずに深く股関節を屈曲できるかどうか(屈曲角度の確認)



いわゆる女の子座りができるかどうか(内旋角度の確認)




もし股関節周囲に違和感があり、この二つの動作ができない方は早めに希望ヶ丘接骨院へご相談ください!



…それでは☆



おまけ

名古屋高校ラグビー部の花園出場を目指す戦いが始まっています
11月4日と11日はサポートのため接骨院を休診とさせていただきますのでよろしくお願いします






スポーツ障害、外傷リハビリ、アスリートリハビリ、酸素カプセルは
名古屋市千種区の希望ヶ丘接骨院へお越しください



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