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2015年7月17日金曜日

精神論

愛知県では先週から夏の高校野球の県大会が開幕して、毎日のように熱戦が繰り広げられています


先日は母校の野球部の試合を観戦してきました



応援団や家族を含めたスタンドの熱気を体感、選手の熱いプレーを目の当たりにして

久々の高校野球観戦を満喫してきたわけですが

最高気温33度越えの猛暑の中でのプレーに
試合中、足がつって途中交代する選手がチラホラ

今年の春には日本ハムの大谷投手も投球中に足がつっての降板が続いて
上半身のトレーニングをしすぎだとか、走り込みが足らないとか
いろいろと批判されたりしていました

そろそろ「上半身を鍛えると怪我が増える論」の規制して欲しいくらいです

大谷投手の足がつった原因は知りませんけど。


それはさておき

高校野球って本当に過酷なスケジュールで試合を消化します

試合間隔がゼロなんてこともザラですから、個人的には球数制限や連投禁止なんていうルールを検討する前に、大会期間を延ばして試合間隔を空けるほうがよっぽど大切な気がします

さらに野球界には他のスポーツに比べるとまだ根性論が根強く残っている感じがあって、他競技では常識になっているようなケアだったりトレーニングなんかを意識的にも無意識にも敬遠している風潮はあると思います。
(前述の、上半身鍛えると〜論にループしてしまいますが…)



ただ、真夏の暑い時に一試合何百球と投げて、汗だくになりながら必死でがんばっている姿っていうのがあるから見ている側も盛り上がるというのは否定のしようのない事実で

精神論や根性論は悪いことだと口では言いながらも、やっぱりまだそこに美徳を感じてしまう部分があるんですよね







そういう意味では、現行のルールの中でできるだけベストに近いパフォーマンスを発揮できるようにサポートするのが我々の役目なわけです



ということで、母校の野球部には顧問と相談してスポーツ時のウォーターローディングや栄養補給についてのアドバイスをさせてもらいました



精神論と知識や情報とのバランスをうまくとって、頭でっかちにならずに頑張ってもらえたら幸いです













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