どうもこんにちは
最近は私がラグビー好きということが一般の患者さんにも知れ渡ってきまして
先日「五郎丸選手のあのポーズは何の意味があるの?」
と質問されました
「あれはプレ・パフォーマンスルーティーンと言って、一連の動作の確認をしているんですよー」
と言ってはみたものの
よく考えると自分でもうまく説明できず…
昨年のラグビーW杯で有名になった五郎丸選手のお祈りポーズや、メジャーリーガーのイチロー選手の侍ポーズなど、スポーツ選手がいつも同じパフォーマンスを同じメンタリティで遂行できるように行う(と思われている)「プレ・パフォーマンスルーティーン」
心理学のことはよくわからないのですが、この「プレ・パフォーマンスルーティーン」といわゆる「験担ぎ」は別物のようで
調べてみると
プレ・パフォーマンスルーティーンとは
”より効果的なパフォーマンスを生みだすための道筋(必要なことは何か、何をすべきかなど)が立てられているかを確認する合理的な手段として存在する”
そうです
正直言って、それでも全くもってよくわかりません
「前回の試合に勝った時、そういえば前日にカツ丼を食べたから今回もカツ丼を食べよう」
これは験担ぎ
「動作前に必要な準備がきちんと整っているか、体の角度は正しいか、距離感はあっているかなどを毎回同じリズムで確認する」
これはプレ・パフォーマンスルーティーン
といった感じでしょうか
五郎丸選手であればゴールポストと自身の身体の角度やタイミングを一定に保つことを目的とした一連の動作であり、イチロー選手であればピッチャーとの距離感や自身のバットの角度を測っているということで
動作やポーズ自体に儀式的な意味はないようです
ちょっとしっかり勉強してみたくなりました
これはまた機会があればもう少し調べてみることにします
それはさておき
日常生活でもルーティーンを設けている人って結構いますよね
それを遂行することに集中することで過度の緊張を和らげたり
大切な仕事などの前に行うことで、そこまでの準備に間違いやミスがないかの確認をしたり
手順化することで作業の効率を高めたり
毎日行う日課として自分に課して辛いことやり切れるように習慣化したり。
「ルーティーン」という言葉の意味が正しいかどうかは別にして
きっと何か良い側面がある気がします
実は私も
今年のはじめに
「毎日1試合以上ラグビーの試合を見る」「一日1本以上文献や有識者のブログ記事を読む」という二つを毎日の自分のルーティーンにすると誓ったのですが
お恥ずかしながら達成できたとは言えず
今年も残すところあと1ヶ月
せめて残りの1ヶ月はもう一度、気を引き締めて
良い形で一年を締めくくりたいものです
おまけ
犬山モンキーセンターのニホンザルのうちの一匹
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