どうもこんにちは
現在サポートしている名古屋高校ラグビー部の新チームがついに本格始動。
始動に併せて今期よりウォームアップを刷新、私がプログラム構成を担当することになりました
スポーツにおける「ウォームアップ」は、
細分化すると
「狭義のウォーミングアップ」
→ストレッチングやジョギングや自転車などの有酸素運動などで血流量を増やし体を温める
「動作準備」
→ダイナミックストレッチ、ダッシュ、アジリティドリルなど、多様な動作を実施し、関節可動域を広げるとともに動きを思い出させる
「スキル確認」
→競技特異的な技術、戦術の確認
「メンタル準備」
といった要素で構成され、全行程が25分ほどで終わるようにプログラムを立てています
本来ウォーミングアップとは
関節可動域を十分に活用できるようにする、心拍数と体温をしっかりとあげ全身の血流量を増加する、神経系を刺激し最大筋力やトップスピードがいつでも出せるように準備する、という目的で行われる為ある程度の強度を持った運動を実施する必要があります
運動経験のある人であれば、試合が始まって一汗かいたあたりで体がほぐれ、動きが良くなってくるという経験をしたことがあるのではないでしょうか
学校の部活やレクリエーションレベルのスポーツ活動での準備運動や整理運動というと、どうしても「ラジオ体操」や「ストレッチ」という印象だと思います
しかしそれは「狭義のウォーミングアップ」の部分のみで、スポーツを実施するためには十分とは言えません
一度心拍数をしっかりとあげてきちんと汗を掻くところまで動くようにすることは、緊張をほぐし、意識を技術や戦術に集中することができるようにもなるという効果も期待できます
また
日頃の練習で良い動き覚える
↓
ウォームアップで思い出す
↓
試合で使う
という位置付けであることは変わりなく、日頃の練習でやっていないこと、できないことがウォーミングアップをしたからと言って急に試合でできるようになるわけではありません
構成する上ではこの辺りを考慮する必要もあるでしょう
怪我の予防やより良いパフォーマンスの発揮のために非常に重要な「ウォームアップ」ですが
皆さんも運動前には、目的を明確にした上で必要な要素をしっかりと盛り込んでウォームアップを行ってみてはいかがでしょうか?
…それでは!
おまけ
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