こんにちは
更新をさぼっていまして、もうしわけありません
久々に症例紹介シリーズです
表題の「サルコペニア」ご存知ですか?
近年よく耳にするようになってきた言葉ですが、まだまだ一般にはなじみの薄い言葉です
元々この言葉は、「加齢による骨格筋の減少」を指しており、歳をとることでやむなく起こる現象の一つとしてとらえられていました
しかし近年はサルコペニアを単なる老化「現象」として片づけるのではなく、筋力が低下してしまった「状態」をさし、積極的に予防しようという方向に進んでいます
「筋力の減少」に明確な診断基準はありませんが
目安として
1:10m歩くのに13秒以上かかる
2:握力が男性で30キロ、女性で19キロ以下(海外の基準値の為日本人ではもう少し低くなるかも)
3:開眼片足立ちが1分間できない
などが参考にされることが多いようです
(積極的に筋力トレーニングを行っていない)人の筋力というのは20歳頃をピークに減少に転じ、40代を過ぎるとさらに急激に減少
特に太ももの前側の筋肉では80歳時にはピーク時の約半分になってしまいます
筋量が低下すれば転倒や怪我のリスクが高まるだけでなく、関節の不安定性を生み腰痛や肩こり、ひざ痛の原因になったり、生活習慣病などの内科的疾患も発生頻度も高くなると言われています
なにも予防しなければその筋肉の減少はますます加速します
この筋量の減少はかなり個人差があるため、単なる老化現象として諦めるのではなく積極的に予防することが重要です
当然運動よって筋肉を自発的に動かすことが何よりですが、まずは日々の生活の中で歩く距離を増やしたり階段を使ってみたりといったちょっとした心がけが大切です
それも難しいという方はマッサージやストレッチを受けることから始めてみるのも良いでしょう
最近は普通に生活しているだけではカラダを動かす機会が減って、自分でも気づかないうちに筋肉がかなり減少しているという方が増えています
カラダの痛みを感じて見える方、もしかするとサルコペニアの始まりかもしれませんよ!
一度ご自身のカラダを見直してみてはいかがでしょうか?
それでは!
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