接骨院は不思議と同じ時期に同じ傷病の方が立て続けに来院されることがあります
理由はわかりませんが
やけにギックリ腰の方が続いたり、 シンスプリントばかりの週だったり、ベッドが全部肩痛の方で埋まったり。
ここ最近は「足首」の時期のようで、捻挫の治療の方がとても増えています
足首の靭帯損傷(いわゆる捻挫)は外傷の中でも非常に頻度の高いもので、欧米では計算上1日に1万人以上が受傷するとされているとてもポピュラーな怪我ですが
よく遭遇する分、治療もおろそかになりがちな部分があります
足首の捻挫で避けたいのが
簡易な固定と松葉杖などで体重をかけないようにすることでとりあえず痛みをごまかして、関節の安定性と筋力が両方を低下させてしまうことです
いろいろな研究報告がありますが
初期はギプスなどの硬性素材による強固な固定をしたうえで、できるだけ早期に荷重と運動療法を開始する
というのが最も治療成績が良いようです
私もこれまで多くの足首の捻挫の方を見てきましたが、受傷直後の症状の程度に関わらず、初期治療で固定を拒否する方と、怖がっていつまでたっても荷重や運動をしてくれない方は症状が長引く傾向にあると感じています
固定をしないということは傷んだ靭帯が安定しないために痛みもひかず、荷重しなければ筋力が落ちてしまうためにリハビリ期間が長くなる
ということを考えれば当然のことですね
(ちなみに荷重することは足首の外側の靭帯の治癒過程には影響しないことが研究によりわかっています)
もちろん全てがこの限りではありませんが、間違った治療で痛みが長引くようなことがないようにしたいものです
当院では症状と時期に合わせて、固定と松葉杖、リハビリを最適なタイミングで施行し1日も早く痛みを抑え、1日も早く日常生活に復帰できるように加療しています
足首の捻挫の治療に自信があります
お困りの際はぜひ一度ご相談ください!
それでは☆
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