どうもこんにちは
何をかくそう、今年の1月3日にラグビープレー中に左膝の前十字靭帯を断裂しました
これまで約15年ラグビーをしてきましたが、小さな怪我は多々あれどまさか自分がこんな怪我をするとは思っていませんでした
もう少し意識を集中しラグビーという競技の危険性を自覚していれば起きなかった可能性の高い受傷の仕方であったことから考えると、まさに慢心が招いた怪我であり、家族や患者さん、仕事関係者の皆様に多大な迷惑をおかけしたことを今さらですが深くお詫びいたします
前十字靭帯というのは膝関節の中でも非常に重要な靱帯で、スポーツを継続的にしていこうと考えた場合は再腱手術が必要です
リハビリをしっかりと行いうまく付き合っていけば軽く走るなどを含めて日常生活にはさほど支障をきたさないことが多いので、保存療法が選択されることもあります
手術の場合では最短でも2週間ほどの入院が必要となるため、接骨院の業務をそんなにも休むわけにはいかず
今のところ手術はせずに過ごしている状態です
おかげさまで怪我をしてからおよそ3ヶ月でジョギング程度から可能となりましたが、4月と6月に一度ずつ再受傷をした実感があり、やはり前十字靭帯は非常に大切な靱帯なのだと身を以て痛感しております
やはり手術をしないとスポーツはかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう
それにしてもこんな膝では患者さんにも学生にも面目が立ちません
少しでも膝の安定性を高められるように今後も精進していきます
…それでは
おまけ
前回再受傷してから久々のタッチフット参加
やっぱり走るのは気持ちよい
手術してラグビーにも復帰したいなぁ
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2016年8月31日水曜日
2016年8月30日火曜日
球数制限
どうもこんにちは
台風が東北を襲っているようです
現地の皆さんは何卒ご注意ください
私は愛知県半田市出身ですが
昭和34年の伊勢湾台風では291人の方が亡くなり、900戸以上の家屋が全壊したそうです
その当時の記憶をお持ちの高齢者の方々は、今でも台風に非常に敏感で
台風が来るかもしれないという何日も前から念入りに準備されます
台風の恐ろしさをあまり分かっていない私たちの世代からすると、毎回そんなに大げさにしなくてもと思ってしまいがちですが
東日本大震災時、三陸沖の津波では過去の津波の高さを記す石碑まで逃げた方が助かったという話も聞きました
経験や先人の知恵、知識というものはやはり大切にしなくてはいけないものだと感じます
自然災害はいつ何時自分たちを襲うかわかりません
できる準備は可能な限りしておくべきですね
さて前置きが長くなりましたが
表題の「球数制限」
野球をしている患者さんと接する機会が最近多いので調べてみると
こんなものが出ているんですね
MLBがガイドラインを提示して、はっきりと少年野球世代の子供たちにはこれ以上のボールを投げさせてはいけないと言っていました
↓ ↓↓ ↓↓
Pitch Smart
日本語訳はこちらを参照いただくと便利かと思います
↓ ↓↓ ↓↓
奈良野球少年を守る会
非常に厳しいですね
現実的に言えば、一般的な日本の高校では夏の大会はまず戦えません
「一年間のうち4ヶ月の休息期間を設ける」
なんて文言もあります…
(ちょっとここからは治療家らしくないことを書きます、私見が多く入ります)
成長期野球肘や野球肩と言われる障害の原因の主はやはりオーバーユースですから
ある程度のコントロールは必要であろうと思います
この球数制限で救われる選手も多くいるかもしれません
しかし現実はむしろ、この球数制限を守っていたら投球する機会を失って高校野球を楽しむチャンスすらつかめないっていうことの方が多い気がするんですよね
それに
投球障害の原因は球数だけでなくて投球フォームや筋力に依存するところも多くて、この球数制限を守っているから大丈夫!という考えに至ってしまうというのも危険ですし
そもそも同じ年齢でもカラダの成熟度というのはかなり個人差があります。
「BASE-BALL」ではない、日本の野球文化にあまり沿っていないのでこのようなガイドラインは日本では普及しない気がします
ただ確かに明らかに投げすぎの投手がいることも確かです
おそらく科学的な根拠に基づいた上で作られたガイドラインでしょうから、治療家や保護者の方はこういったガイドラインがあることを知っておき、選手が異常を感じたら言い出せる環境を整えておく責任はあるでしょう
決してどれだけ投げてもいいと言っているわけではありません
結局のところ大切なのは「バランス」です
と、いうことで
当院では
野球肘野球肩に対する治療、リハビリ、予防エクササイズの指導も行っております
もちろん状態に合わせて投球制限のお話もさせていただきます(笑
お困りの方は是非お気軽にご来院ください
以上、宣伝でした!
…それでは☆
台風が東北を襲っているようです
現地の皆さんは何卒ご注意ください
私は愛知県半田市出身ですが
昭和34年の伊勢湾台風では291人の方が亡くなり、900戸以上の家屋が全壊したそうです
その当時の記憶をお持ちの高齢者の方々は、今でも台風に非常に敏感で
台風が来るかもしれないという何日も前から念入りに準備されます
台風の恐ろしさをあまり分かっていない私たちの世代からすると、毎回そんなに大げさにしなくてもと思ってしまいがちですが
東日本大震災時、三陸沖の津波では過去の津波の高さを記す石碑まで逃げた方が助かったという話も聞きました
経験や先人の知恵、知識というものはやはり大切にしなくてはいけないものだと感じます
自然災害はいつ何時自分たちを襲うかわかりません
できる準備は可能な限りしておくべきですね
さて前置きが長くなりましたが
表題の「球数制限」
野球をしている患者さんと接する機会が最近多いので調べてみると
こんなものが出ているんですね
MLBがガイドラインを提示して、はっきりと少年野球世代の子供たちにはこれ以上のボールを投げさせてはいけないと言っていました
↓ ↓↓ ↓↓
Pitch Smart
日本語訳はこちらを参照いただくと便利かと思います
↓ ↓↓ ↓↓
奈良野球少年を守る会
非常に厳しいですね
現実的に言えば、一般的な日本の高校では夏の大会はまず戦えません
「一年間のうち4ヶ月の休息期間を設ける」
なんて文言もあります…
(ちょっとここからは治療家らしくないことを書きます、私見が多く入ります)
成長期野球肘や野球肩と言われる障害の原因の主はやはりオーバーユースですから
ある程度のコントロールは必要であろうと思います
この球数制限で救われる選手も多くいるかもしれません
しかし現実はむしろ、この球数制限を守っていたら投球する機会を失って高校野球を楽しむチャンスすらつかめないっていうことの方が多い気がするんですよね
それに
投球障害の原因は球数だけでなくて投球フォームや筋力に依存するところも多くて、この球数制限を守っているから大丈夫!という考えに至ってしまうというのも危険ですし
そもそも同じ年齢でもカラダの成熟度というのはかなり個人差があります。
「BASE-BALL」ではない、日本の野球文化にあまり沿っていないのでこのようなガイドラインは日本では普及しない気がします
ただ確かに明らかに投げすぎの投手がいることも確かです
おそらく科学的な根拠に基づいた上で作られたガイドラインでしょうから、治療家や保護者の方はこういったガイドラインがあることを知っておき、選手が異常を感じたら言い出せる環境を整えておく責任はあるでしょう
決してどれだけ投げてもいいと言っているわけではありません
結局のところ大切なのは「バランス」です
と、いうことで
当院では
野球肘野球肩に対する治療、リハビリ、予防エクササイズの指導も行っております
もちろん状態に合わせて投球制限のお話もさせていただきます(笑
お困りの方は是非お気軽にご来院ください
以上、宣伝でした!
…それでは☆
2016年8月26日金曜日
あなたのミスは私のミス。
どうもこんにちは
有名タレントの逮捕で騒がしいですが
母である女優さんの会見の「どんなことがあっても母」という言葉に覚悟を感じました
それを聞いて
全然関係はないのですが
ある有名野球選手の言葉を思い出しました
チームメイトのミスがきっかけとなり敗戦投手になった試合後のインタビューで
記者の「チームメイトのミスがきっかけで敗れましたね」という問いに対して
『野球はチームスポーツですから、チームメイトが犯したミスをカバーできなければ、それはカバーできなかった自分のミスです』
と答えました
助けてくれる人がいるからミスをしても大丈夫、ではなく
助けてくれる人がいるからこそ、その人のために日々練習を積む。
ミスをした人間を責めるのは簡単なことです
誰かを責めるその前に「自分に何かできることはなかったかな」と考えることの方が大切だと思うのです
私はグランドに立って戦うことはできません
できるのは選手がグランドに立つための準備だけで
あとは良いパフォーマンスをしてくれることを祈るのみ。
もしパフォーマンスが悪ければ、準備をした自分にも責任があり
私もまたミスをした選手を試合中に叱責することはできません。
チームスポーツでは
「あなたのミスは私のミス」です
…それでは!
おまけ
さて今日はいよいよ日本ラグビートップリーグの開幕です
昨年のワールドカップに引き続き記憶に新しいオリンピックでの日本代表の活躍もあり、今年は昨シーズン以上に盛り上がりを見せてくれそうです
個人的にも
ここ最近トップリーグチーム所属のS&Cコーチと知り合う機会があったり、知人がスタッフとして入閣したりとトップリーグをすごく身近に感じていて
とても楽しみなシーズンです
有名タレントの逮捕で騒がしいですが
母である女優さんの会見の「どんなことがあっても母」という言葉に覚悟を感じました
それを聞いて
全然関係はないのですが
ある有名野球選手の言葉を思い出しました
チームメイトのミスがきっかけとなり敗戦投手になった試合後のインタビューで
記者の「チームメイトのミスがきっかけで敗れましたね」という問いに対して
『野球はチームスポーツですから、チームメイトが犯したミスをカバーできなければ、それはカバーできなかった自分のミスです』
と答えました
助けてくれる人がいるからミスをしても大丈夫、ではなく
助けてくれる人がいるからこそ、その人のために日々練習を積む。
ミスをした人間を責めるのは簡単なことです
誰かを責めるその前に「自分に何かできることはなかったかな」と考えることの方が大切だと思うのです
私はグランドに立って戦うことはできません
できるのは選手がグランドに立つための準備だけで
あとは良いパフォーマンスをしてくれることを祈るのみ。
もしパフォーマンスが悪ければ、準備をした自分にも責任があり
私もまたミスをした選手を試合中に叱責することはできません。
チームスポーツでは
「あなたのミスは私のミス」です
…それでは!
おまけ
さて今日はいよいよ日本ラグビートップリーグの開幕です
昨年のワールドカップに引き続き記憶に新しいオリンピックでの日本代表の活躍もあり、今年は昨シーズン以上に盛り上がりを見せてくれそうです
個人的にも
ここ最近トップリーグチーム所属のS&Cコーチと知り合う機会があったり、知人がスタッフとして入閣したりとトップリーグをすごく身近に感じていて
とても楽しみなシーズンです
2016年8月25日木曜日
なぜ怪我のあとにはリハが必要か
どうもこんにちは
当院にはリハビリ器具としてフォームローラーとバランスパッドを用意しています
特にバランスパッドは膝関節や足関節の安定性を高めるためのリハビリエクササイズとして有用と考えていて、バランスボードやバランスボールよりも比較的安全に導入できるのでお勧めしています
さて
怪我をした時なぜこのような器具を使ってリハビリをする必要があるのでしょうか
痛みが取れればそれでいいのでは?
と思われる方も多いと思います
その理由のうち私が大切と考えている部分を少し紹介します
関節には「感覚受容器」と呼ばれる機能体が備わっており、関節で感じた信号を脳に伝えることで自分の身体の状態などを把握しています
簡単に言うと
「この関節がこの角度だから身体の傾きはこうだな」とか
「関節がこの角度になって負荷がかかっているからこちらの筋肉に力を入れないと」といった感じの調節を無意識に行っているわけです
この感覚受容器の機能は使わないことですぐに低下してしまいます
例えば
足首の捻挫をしたらギプスやテーピングで固定したり、ひどい場合は松葉杖をついて体重をかけずにおいたりしますよね
固定と安静によって、傷んだ組織の修復を図らなければいけないので、しばらくの安静期間は避けられないことですが
それによって筋力だけでなく、この感覚受容器の機能も低下しています
その状態でスポーツに復帰したり、足元の不安定な砂利道などを歩いたりすると
うまく足首周りに力を入れることができず、すぐに再受傷…
なんてことになるわけです
リハビリはこれらの低下した機能を回復させ、再受傷を防ぎ怪我をする前よりも怪我をしにくい状態を作ることを目指します
リハビリと言うと「筋力」を回復させることにばかり目が行きがちですが
実はこちらの「感覚」の部分もとても大切で
いわゆる筋トレ的なエクササイズだけを行って筋力のみが回復しても、それをうまく発揮できなければ意味がなく、筋力は戻ったはずなのにいつまでも不安定感が取れない、なんて事になってしまいます
当院にはリハビリ器具としてフォームローラーとバランスパッドを用意しています
特にバランスパッドは膝関節や足関節の安定性を高めるためのリハビリエクササイズとして有用と考えていて、バランスボードやバランスボールよりも比較的安全に導入できるのでお勧めしています
さて
怪我をした時なぜこのような器具を使ってリハビリをする必要があるのでしょうか
痛みが取れればそれでいいのでは?
と思われる方も多いと思います
その理由のうち私が大切と考えている部分を少し紹介します
関節には「感覚受容器」と呼ばれる機能体が備わっており、関節で感じた信号を脳に伝えることで自分の身体の状態などを把握しています
簡単に言うと
「この関節がこの角度だから身体の傾きはこうだな」とか
「関節がこの角度になって負荷がかかっているからこちらの筋肉に力を入れないと」といった感じの調節を無意識に行っているわけです
この感覚受容器の機能は使わないことですぐに低下してしまいます
例えば
足首の捻挫をしたらギプスやテーピングで固定したり、ひどい場合は松葉杖をついて体重をかけずにおいたりしますよね
固定と安静によって、傷んだ組織の修復を図らなければいけないので、しばらくの安静期間は避けられないことですが
それによって筋力だけでなく、この感覚受容器の機能も低下しています
その状態でスポーツに復帰したり、足元の不安定な砂利道などを歩いたりすると
うまく足首周りに力を入れることができず、すぐに再受傷…
なんてことになるわけです
リハビリはこれらの低下した機能を回復させ、再受傷を防ぎ怪我をする前よりも怪我をしにくい状態を作ることを目指します
リハビリと言うと「筋力」を回復させることにばかり目が行きがちですが
実はこちらの「感覚」の部分もとても大切で
いわゆる筋トレ的なエクササイズだけを行って筋力のみが回復しても、それをうまく発揮できなければ意味がなく、筋力は戻ったはずなのにいつまでも不安定感が取れない、なんて事になってしまいます
そこで前述のバランスパッドに乗るなど、不安定な状態を作りそこで力を発揮するトレーニングを行うことでその感覚を取り戻す訓練をするのです
日常生活までの復帰であれば骨折なら骨がくっつくまで、捻挫なら痛みが取れるまでの治療で十分なことも多いですが、本来であればそこまでしっかりとリハビリをしておくべきです
もちろん怪我の状態や回復の段階に合わせて筋力訓練が必要なのか、感覚のトレーニングが必要なのかの判断は重要なので是非専門家の指導の元で行って欲しいなと思います
希望ヶ丘接骨院では怪我の治療はそこまでしっかりとフォローしています
お困りの方はお気軽にご相談ください
…それでは!
日常生活までの復帰であれば骨折なら骨がくっつくまで、捻挫なら痛みが取れるまでの治療で十分なことも多いですが、本来であればそこまでしっかりとリハビリをしておくべきです
もちろん怪我の状態や回復の段階に合わせて筋力訓練が必要なのか、感覚のトレーニングが必要なのかの判断は重要なので是非専門家の指導の元で行って欲しいなと思います
希望ヶ丘接骨院では怪我の治療はそこまでしっかりとフォローしています
お困りの方はお気軽にご相談ください
…それでは!
2016年8月23日火曜日
エコー
どうもこんにちは
当院にはエコー(超音波画像装置)を用意しています
接骨院ですので「診断」はできませんが、骨折や腱断裂、肉離れ、内出血の有無、程度の確認などに使用しています
レントゲンで見落とされがちな軟骨の損傷や初期の疲労骨折を見つけることができたり、組織損傷の程度を確認することで治療期間の予測を立てやすくなったりと非常に重宝しています
残念ながらポータブルではないので院外での活動時には使用することができませんが、とても便利な道具であることは変わりありません
接骨院は基本的に画像診断はできないので、患者さんの訴えや体の様々なサインを察知、徒手的な検査を用いることで怪我や傷んでいる組織の特定を行っています
しばらく整形外科に勤務していた期間があったためレントゲンやMRIを見て損傷を確認する癖が知らぬ間に着いてしまっていましたが、ここ最近はようやく画像に頼らず予測を立てる「勘」が戻ってきた気がします
骨折と脱臼の応急処置としての整復が認められている柔道整復師ですが、そもそも骨折しているのか脱臼しているのかの正しい判断ができなければ何もできません
ギプスと包帯学も我々の専門分野のはずです
これらを扱ったり急性の外傷に触れる機会が少ないとどうしても本来の姿を忘れてしまいがちですが
グランドでのトレーナー活動で外傷に触れる機会が多いことを上手に活用して柔道整復師としてのスキルが低下しないようにしていきたいものです
…それでは!
当院にはエコー(超音波画像装置)を用意しています
接骨院ですので「診断」はできませんが、骨折や腱断裂、肉離れ、内出血の有無、程度の確認などに使用しています
レントゲンで見落とされがちな軟骨の損傷や初期の疲労骨折を見つけることができたり、組織損傷の程度を確認することで治療期間の予測を立てやすくなったりと非常に重宝しています
残念ながらポータブルではないので院外での活動時には使用することができませんが、とても便利な道具であることは変わりありません
接骨院は基本的に画像診断はできないので、患者さんの訴えや体の様々なサインを察知、徒手的な検査を用いることで怪我や傷んでいる組織の特定を行っています
しばらく整形外科に勤務していた期間があったためレントゲンやMRIを見て損傷を確認する癖が知らぬ間に着いてしまっていましたが、ここ最近はようやく画像に頼らず予測を立てる「勘」が戻ってきた気がします
骨折と脱臼の応急処置としての整復が認められている柔道整復師ですが、そもそも骨折しているのか脱臼しているのかの正しい判断ができなければ何もできません
ギプスと包帯学も我々の専門分野のはずです
これらを扱ったり急性の外傷に触れる機会が少ないとどうしても本来の姿を忘れてしまいがちですが
グランドでのトレーナー活動で外傷に触れる機会が多いことを上手に活用して柔道整復師としてのスキルが低下しないようにしていきたいものです
…それでは!
おまけ
2016年8月20日土曜日
ウォーターローディング
どうもこんにちは
いやー、暑いですね
名古屋はしばらく37度を超える日が続くようです
そんなわけで皆さん熱中症対策とっておられるでしょうか
体内水分量は、熱中症予防の為に非常に重要で、こまめにチェックすることが大切です
でも体内の水分の量ってどうやって確認するの?
と思いますよね
血液検査や尿比重は簡単に測れませんし、口渇感は感じたときにはすでにかなり水分量が足りていない状態と言われています
そこでおすすめなのが尿カラーチャートの活用です
スポーツに関わりが深い方はおなじみ。
ご自身の尿の色で体内水分量が足りているかを確認できます
1、2は良好な水分量、4、5は水分摂取が推奨される、6以上は深刻な脱水状態を指します
別に暑さを感じていないし、喉も渇いていない、水を飲むとトイレが近くなる、汗をかくから飲みたくない…
なんていうお年寄りの方がとても多いですが、こういったカラーチャートをお手洗いに貼っておいて目安にしてみるといいですね
(ちなみに便器の水で薄められてしまうと比較できません、女性は少し確認するのが大変かも)
気づかぬうちに脱水状態になっていて、熱中症になる、というのが一番危険です。
くれぐれもご注意を。
スポーツシーンでは、脱水状態の程度と肉離れなどの筋系のケガの受傷率には相関性があるというデータもありまます
試合前や練習前にはカフェインを多く含んだ飲料(エナジードリンク含む)を避けたり、睡眠不足による交感神経の興奮をできる限り避けるなど、脱水を助長しないように気をつけることも重要です
暑い夏を上手に乗り切れるように気をつけてみてください
…それでは!
おまけ
久々のウェイトトレーニングは一人でした
2016年8月19日金曜日
勝負にこだわる
どうもこんにちは
今日は朝から吉田沙保里選手の話題で持ちきりですね
負けてもなおこれだけの賞賛を得る吉田選手はやはり特別な存在と感じます
"負けから何かを得られるのは、本気で勝とうとした時だけ"
というのを体現してくれているようでとても感動しました
最近涙もろくなって、しっかりもらい泣きしました
全く関係のない話ですが
今日から待合室にウォーターサーバーを設置しました
近くにあった100円の自動販売機が撤収してしまいましたので、来院の際は遠慮なく冷たいお水をお召し上がりください☆
熱中症にはくれぐれもご注意を!
…それでは!
2016年8月18日木曜日
足首が硬い
どうもこんにちは
リオデジャネイロオリンピックでは女子レスリングで日本勢が3階級を制覇して大変盛り上がっていますね
武者修行に日本に来た海外選手が根を上げるほどの厳しい練習をしているとされる日本レスリング界
今後も活躍してくれること期待しましょう
当院にはレスリング選手はまだ来ていませんが
ラグビーや陸上だけでなく、野球、バスケット、サッカー、ダンスなど多くのスポーツをやっている患者さんの治療を担当させてもらっています
その中で
最近若い世代に足首が硬い人が多いなと感じています
特に学生さんはそれが顕著で、[knee to wall test]で膝が壁に届かない人までいます
*knee to wall test
壁に直面した状態で膝を曲げて膝が壁に届くかどうかを見る
もしくはどれだけつま先を壁から離した状態で膝をつけられるかを確認する
足首の捻挫の既往がある人は、足関節をそらす可動域が低下していることが多いのですが、単純に日頃からのケアやストレッチの不足により知らない間に可動域が狭くなっていることもあります
また疲労の指標にも用いられます(足首をそらす角度が低下しているほど疲労度が高い)
人間の下肢(腰から下)は上下の関節がお互いに連動して働いていると考えられ、足首が柔軟であればあるほど膝の安定性を高めてくれます
さらに膝の安定性は股関節の柔軟性を生み、股関節が柔軟であれば腰椎の安定性を高まる、といった感じで連動します
そのため、足首をしっかりとそらすことができなくなると足関節捻挫を受傷する可能性が高くなるだけでなく、下肢全体の動きが悪くなり膝の怪我やシンスプリントなどを引き起こしたり、腰痛の原因にも成りうると考えられます
ちょっとした動きで簡単に足首を捻挫してしまう、走っただけで膝が痛なる、運動すると腰痛が起こる、などという方はもしかしたら足首の硬さも原因の一つかもしれません
当院の待合室には
ストレッチボードと青竹踏みを用意しています
リオデジャネイロオリンピックでは女子レスリングで日本勢が3階級を制覇して大変盛り上がっていますね
武者修行に日本に来た海外選手が根を上げるほどの厳しい練習をしているとされる日本レスリング界
今後も活躍してくれること期待しましょう
当院にはレスリング選手はまだ来ていませんが
ラグビーや陸上だけでなく、野球、バスケット、サッカー、ダンスなど多くのスポーツをやっている患者さんの治療を担当させてもらっています
その中で
最近若い世代に足首が硬い人が多いなと感じています
特に学生さんはそれが顕著で、[knee to wall test]で膝が壁に届かない人までいます
*knee to wall test
壁に直面した状態で膝を曲げて膝が壁に届くかどうかを見る
もしくはどれだけつま先を壁から離した状態で膝をつけられるかを確認する
足首の捻挫の既往がある人は、足関節をそらす可動域が低下していることが多いのですが、単純に日頃からのケアやストレッチの不足により知らない間に可動域が狭くなっていることもあります
また疲労の指標にも用いられます(足首をそらす角度が低下しているほど疲労度が高い)
人間の下肢(腰から下)は上下の関節がお互いに連動して働いていると考えられ、足首が柔軟であればあるほど膝の安定性を高めてくれます
さらに膝の安定性は股関節の柔軟性を生み、股関節が柔軟であれば腰椎の安定性を高まる、といった感じで連動します
そのため、足首をしっかりとそらすことができなくなると足関節捻挫を受傷する可能性が高くなるだけでなく、下肢全体の動きが悪くなり膝の怪我やシンスプリントなどを引き起こしたり、腰痛の原因にも成りうると考えられます
ちょっとした動きで簡単に足首を捻挫してしまう、走っただけで膝が痛なる、運動すると腰痛が起こる、などという方はもしかしたら足首の硬さも原因の一つかもしれません
当院の待合室には
ストレッチボードと青竹踏みを用意しています
2016年8月16日火曜日
学生は夏休み
どうもこんにちは
名古屋高校にも夏休みを利用して多くのOBが現役生に激励に来てくれていましたが
今日は接骨院に高校時代に当院に通院していた愛知高校陸上部のOBが来てくれました
高校時代は怪我にも悩まされなかなか思うような記録を残せなかった彼ですが、大学に進学した今も競技を続けているそうです
あっという間に大人っぽくなって、頼もしい限りです
それにしても、現役で陸上をやっている19歳よりも日焼けしている自分に驚き(苦笑
2016年8月15日月曜日
お盆休み番外編②
どうもこんにちは
お盆休みにさらにもう一つ
生まれて初めてのラクロス観戦に行ってきました
当院に通院していた患者さんが出場するということでしたが、この日はトレーナーとしてではなく純粋に楽しくスポーツ観戦
どうしても選手の動きに目がいってしまいますが、応援していたチームは無事に勝利
勝っても負けても熱い、学生スポーツはやっぱりいいものですね
いい刺激をもらって、いいリフレッシュとなりました
おまけ
競技場の横の公園にはポケモンに興じる大人の群れ
本物の昆虫採集すればいいのに
お盆休み番外編①
どうもこんにちは
今年のお盆休みは菅平だけでなく、知多半島にも行ってきました
実は10年前から同じメンバーで年一回、内海の海岸を目指してサイクリングをするのを恒例行事にしています
今年は自身の膝の怪我で開催すら危ぶまれましたが、なんとか目的地までたどり着けました
おばあちゃん3姉妹が営む小さな海の家
今年はこの店に通って節目の10年目
10年も通うと色々な事があって、なんだか感慨深いものがあります
お母さんは
もう体力的にキツイから来年は開けてないかもよ〜
なんて言ってましたが
この店が続いてる限りサイクリングを続けようと誓ったのでした
おまけ
すごい賞味期限切れてた(笑
来年も同じ一味を使いに行きたい
メッカ「菅平」へ
どうもこんにちは
希望ヶ丘接骨院は本日から通常通り施術を開始しております
今年は8/11から14までの4日間お休みをいただきました
そのうち11日と12日は今年も名古屋高校ラグビー部の合宿を追いかけ聖地「菅平」へ
こちらは最終前夜の恒例BBQ
みんないい顔してます
さて、菅平は
全国より何十もの強豪校が集まり様々なチームと試合を行う、まさにメッカです
チームは8/6から合宿をスタートしていたのですが、前半はチーフトレーナーに任せて、私は最終2日間のみの帯同となりました
勝ったり負けたりの試合結果ではありましたが、大きな怪我が無く無事に揃って下山できた事が何よりでした
格上に相手に対してもフィジカルで対等に勝負できたシーンもありましたし、地道にプレハブとウェイトトレーニングを続けてきた事が怪我数の減少とフィジカルの向上につながっているのではないかと思います
ラグビーは身体をぶつけ合う非常に激しいスポーツのため、身体の強さは選手にとって競技力向上にも怪我予防にも最低限必要な要素の一つです
いろいろな情報に惑わされず、選手がしっかりとやるべき事をやってくれることを願うばかりです
花園予選初戦まで残り2ヶ月を切りました
悔いのないように過ごして欲しいものですね
おまけ
かの有名な「ダボスの丘」に実は登ったことが無かったので、早朝から一人でそっと行ってきた
これでやっと一人前のラガーマン
2016年8月9日火曜日
初体験
こんにちは
先日高速道路で初めての経験をしました
東名高速名古屋インターから小牧方面に向かうはずだった私
何を思ったか間違えて静岡方面に入り込んでしまいました
実はこんな時、次のインターの有人改札で間違えた旨を伝えれば、「特別転回承認」が受けられ、間違えた区間分の料金を支払わずにUターンできるって知ってました?
と言っても私もインターネットでたまたま見て知ったところで、本当にできるのか半信半疑だったのですが
ちゃんと無料で反対方面にUターンさせてもらえました
先日高速道路で初めての経験をしました
東名高速名古屋インターから小牧方面に向かうはずだった私
何を思ったか間違えて静岡方面に入り込んでしまいました
実はこんな時、次のインターの有人改札で間違えた旨を伝えれば、「特別転回承認」が受けられ、間違えた区間分の料金を支払わずにUターンできるって知ってました?
と言っても私もインターネットでたまたま見て知ったところで、本当にできるのか半信半疑だったのですが
ちゃんと無料で反対方面にUターンさせてもらえました
2016年8月8日月曜日
もう一つの顔
こんにちは
オリンピックと甲子園が開幕、スーパーラグビーはハリケーンズが優勝して幕を閉じました。
今日の午前中にはメジャーリーグのイチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成し、スポーツニュースが目白押し
スポーツ観戦が趣味の私は連日のテレビ放送に若干寝不足の日々です
自分も身体を動かしたい衝動を押し殺し
週末はバスケットボールチームのメディカルサポートに行ってきました
この日は「東海クラブバスケットボール選抜大会」とのことで、東海地区各県の地方大会を勝ち抜いたチームが集まっており、レベルの高いゲームを観戦することができました
あまりバスケットには詳しくない私ですが、スラムダンクど真ん中世代の33歳、アメリカ留学時代にテレビでよくNBAを見たり、留学生仲間のメキシコ人(実はU18のバスケットメキシコ代表だったらしい)と公園でストリートバスケに興じたことを思い出して非常に懐かしく感じました
一方で
バスケット選手は足関節捻挫の既往歴を持つ人が多く、足関節の可動域に問題を抱えている割合が非常に高いと言われており、さらに女子バスケでは膝の靱帯損傷も高確率で発生します
そんなことを考えながら観戦していると、もう少しここをこうしたらいいのになーとか、ここの痛みを抱えてプレーしているんだろうなーなんてことばかりに気が入ってしまい
全然試合の流れに集中できませんでした(汗
だんだんとプロになってきたということで、よしとしましょう
さて今回のようなスポットでのサポートの場合は
ゲーム前にサポート対象選手のテーピングを施行しウォーミングアップをチェック、ゲーム中は動作にエラーがないかを確認
怪我が出ればプレー続行が可能かどうかの判断、応急処置
ゲーム後は現状の怪我や新しい痛みがないかのチェック、その後の処置や通院、リハビリの指導
と言った感じの流れになります
今後もスポットでのサポートも可能な限り承りますので遠慮なくご相談ください
トレーナーやメディカルスタッフの仕事として本来大切なのは怪我人を出さないことですから
本当であれば継続的なサポートで怪我予防のエクササイズやウォームアップ、ケア等を指導することが何より重要です
今回のようなスポットサポートでは万一の事態に備えることがメインになりますが、普段は試合の現場では、メディカルスタッフの登場=怪我、と言うことなので登場機会が少なければ少ないほど良いのは言うまでもありません
それでも私も以前はラグビーにしても他競技にしても怪我が起きろ、とまでは言いませんが試合現場で自分の能力を活かせる機会があったらいいなと思っていました
オリンピックと甲子園が開幕、スーパーラグビーはハリケーンズが優勝して幕を閉じました。
今日の午前中にはメジャーリーグのイチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成し、スポーツニュースが目白押し
スポーツ観戦が趣味の私は連日のテレビ放送に若干寝不足の日々です
自分も身体を動かしたい衝動を押し殺し
週末はバスケットボールチームのメディカルサポートに行ってきました
この日は「東海クラブバスケットボール選抜大会」とのことで、東海地区各県の地方大会を勝ち抜いたチームが集まっており、レベルの高いゲームを観戦することができました
あまりバスケットには詳しくない私ですが、スラムダンクど真ん中世代の33歳、アメリカ留学時代にテレビでよくNBAを見たり、留学生仲間のメキシコ人(実はU18のバスケットメキシコ代表だったらしい)と公園でストリートバスケに興じたことを思い出して非常に懐かしく感じました
一方で
バスケット選手は足関節捻挫の既往歴を持つ人が多く、足関節の可動域に問題を抱えている割合が非常に高いと言われており、さらに女子バスケでは膝の靱帯損傷も高確率で発生します
そんなことを考えながら観戦していると、もう少しここをこうしたらいいのになーとか、ここの痛みを抱えてプレーしているんだろうなーなんてことばかりに気が入ってしまい
全然試合の流れに集中できませんでした(汗
だんだんとプロになってきたということで、よしとしましょう
さて今回のようなスポットでのサポートの場合は
ゲーム前にサポート対象選手のテーピングを施行しウォーミングアップをチェック、ゲーム中は動作にエラーがないかを確認
怪我が出ればプレー続行が可能かどうかの判断、応急処置
ゲーム後は現状の怪我や新しい痛みがないかのチェック、その後の処置や通院、リハビリの指導
と言った感じの流れになります
今後もスポットでのサポートも可能な限り承りますので遠慮なくご相談ください
トレーナーやメディカルスタッフの仕事として本来大切なのは怪我人を出さないことですから
本当であれば継続的なサポートで怪我予防のエクササイズやウォームアップ、ケア等を指導することが何より重要です
今回のようなスポットサポートでは万一の事態に備えることがメインになりますが、普段は試合の現場では、メディカルスタッフの登場=怪我、と言うことなので登場機会が少なければ少ないほど良いのは言うまでもありません
それでも私も以前はラグビーにしても他競技にしても怪我が起きろ、とまでは言いませんが試合現場で自分の能力を活かせる機会があったらいいなと思っていました
目に見えないところでの仕事の大切さを知らなかったんですね
今はどんな競技の現場でも怪我人が出ないことに何よりも安心します
怪我や痛みの治療をする接骨院をやりながら、怪我予防の指導をして怪我人が出ないことにホッとする。
怪我が起きなければ接骨院は儲からないわけで、我ながら何だかよく分からないことをしているなぁと思いますが
「痛みで辛い思いをする人を減らす」という出発点を考えれば想いは同じ。
広い心でやっていこうと思います
もちろん、怪我をした、痛いところがあるという場合にはスポーツ外傷とスポーツ障害に強い『希望ヶ丘接骨院』をどうぞご利用ください
以上、宣伝でした
…それでは!
おまけ
今はどんな競技の現場でも怪我人が出ないことに何よりも安心します
怪我や痛みの治療をする接骨院をやりながら、怪我予防の指導をして怪我人が出ないことにホッとする。
怪我が起きなければ接骨院は儲からないわけで、我ながら何だかよく分からないことをしているなぁと思いますが
「痛みで辛い思いをする人を減らす」という出発点を考えれば想いは同じ。
広い心でやっていこうと思います
もちろん、怪我をした、痛いところがあるという場合にはスポーツ外傷とスポーツ障害に強い『希望ヶ丘接骨院』をどうぞご利用ください
以上、宣伝でした
…それでは!
おまけ
2016年8月5日金曜日
読書の話。
どうもこんにちは
最近「ソリューション・バンク」という本を読んでいます
人のコミュニケーションの中で起こった問題における、ブリーフセラピーによる解決事例を検証、紹介した本です
・原因探しをやめ、例外(問題の中ですでに解決している部分)を探す
・これまでとは違う何かをする
・うまくいっていることを続ける
ブリーフセラピーとはこう言った考えのもとに成り立っており、コミュニケーションの変化を促すことで問題を解決、解消していこうという「心理療法」の一つです
教育者の方やお子さんをお持ちの方は読んでみると面白いかもしれません
人は何か問題が起こった時にその原因探しにのめり込んでしまうことがあります
さらに他にも同じような問題がないかを掘り起こそうとします
問題事例を積み重ねることで悲惨さと事の深刻さを強調します
悲劇のストーリーというのは常にセンセーショナルで人の興味を誘うものですが
それは問題の外側にいる人間からの視点です
問題の当事者からすれば同じような問題をいくら集められたところで慰めにはなっても何ら解決にはならないのです
問題事例を集めるのではなく、問題を解決した事例、すなわち解決事例を集めて紹介し、様々な問題解決のヒントにしていこう
というのがソリューションバンクの考え方です(だと思います)
なんだか啓蒙活動家みたいになってしまいましたが
人間の体の痛みも、どうしても原因がわからないことは多くあります
レントゲンやMRIを撮っても血液検査をしても原因不明なんていうのは日常茶飯事です
どうして痛いんだろう、いつまでこの痛みが続くんだろう、他の人もこんなに痛いんだろうか…
痛みが続くとこんな風に考えてしまいがちです
そんな時はさっさと原因探しを諦めて、いつもと違うことをしてみる
なんていうちょっとした行動がいい変化のきっかけになったりすることもあるのです
今日はちょっと気分転換に、そんなお話でした。
…それでは!
おまけ
最近「ソリューション・バンク」という本を読んでいます
人のコミュニケーションの中で起こった問題における、ブリーフセラピーによる解決事例を検証、紹介した本です
・原因探しをやめ、例外(問題の中ですでに解決している部分)を探す
・これまでとは違う何かをする
・うまくいっていることを続ける
ブリーフセラピーとはこう言った考えのもとに成り立っており、コミュニケーションの変化を促すことで問題を解決、解消していこうという「心理療法」の一つです
教育者の方やお子さんをお持ちの方は読んでみると面白いかもしれません
人は何か問題が起こった時にその原因探しにのめり込んでしまうことがあります
さらに他にも同じような問題がないかを掘り起こそうとします
問題事例を積み重ねることで悲惨さと事の深刻さを強調します
悲劇のストーリーというのは常にセンセーショナルで人の興味を誘うものですが
それは問題の外側にいる人間からの視点です
問題の当事者からすれば同じような問題をいくら集められたところで慰めにはなっても何ら解決にはならないのです
問題事例を集めるのではなく、問題を解決した事例、すなわち解決事例を集めて紹介し、様々な問題解決のヒントにしていこう
というのがソリューションバンクの考え方です(だと思います)
なんだか啓蒙活動家みたいになってしまいましたが
人間の体の痛みも、どうしても原因がわからないことは多くあります
レントゲンやMRIを撮っても血液検査をしても原因不明なんていうのは日常茶飯事です
どうして痛いんだろう、いつまでこの痛みが続くんだろう、他の人もこんなに痛いんだろうか…
痛みが続くとこんな風に考えてしまいがちです
そんな時はさっさと原因探しを諦めて、いつもと違うことをしてみる
なんていうちょっとした行動がいい変化のきっかけになったりすることもあるのです
今日はちょっと気分転換に、そんなお話でした。
…それでは!
おまけ
2016年8月4日木曜日
手段の目的化
こんにちは
今日は廃品回収日
いつもは雑誌をいらない紙袋に入れて出します
今回はいいサイズの袋が見当たらず次回にしておけばいいかなーと思っていたのですが
トレーナー活動時に氷嚢を固定しているラップテープがあった!と思い出し、それで縛って出しました
よく考えるとラップテープはそちらが本来の用途なんですよね
治療やトレーニングにおいても
本来の目的や意図を見失ってしまうことはよく起こります
特に「馴れ」というのは怖いもので
もともとは腰痛を改善するために行っていたはずのウォーキングや体操がお友達と立ち止まってお話をするだけの時間になってしまい、腰痛が悪化する
怪我を予防するために始めたウェイトトレーニングを漫然と集中力なく行った結果、怪我をする
なんていうことはよく聞く話です
ちょっと話はそれますが
トレーニング全般においては「手段の目的化」という言葉がよく使われます
「筋力を上げて運動パフォーマンスを向上させたい」と考えた選手がいたとして
その手段としてベンチプレスを始めたとしましょう
その目的は肩周りを強化して怪我を予防するなり、相手を腕でおしのけるなりの何らかの運動パフォーマンスを向上するのが「目的」となります
しかしウェイトトレーニングを始めるとそちらが楽しくなり、記録の向上ばかりに目がいってしまう人がいます
結果的に肩の周囲を強くするということからかけ離れてベンチプレスのテクニックのみを上手くすることに傾倒し、結果的にはベンチプレスの挙上重量は上がったけど競技力は何にも向上しなかったなんてことも起こり得るわけです
競技力を向上するための「手段」であったはずのベンチプレスが、「目的」となってしまった状態です
(特にウェイトトレーニングの中でもベンチプレスはテクニックで挙上重要に大きな差が出ます)
それはどんなことにも共通して言えることで
健康のために始めたダイエットを頑張りすぎて体調を崩したり、体に良いと聞いたものを食べ過ぎて太ったり…
本来の「目的」を見失った状態で「手段」だけを頑張っても意味がないというのとも繋がりますね
ラップテープの話からかなり脱線しました(汗
”手段は常に目的の為に
本来あるべき道筋を見失わず”
これからも気をつけて治療や指導にあたっていきたいものです
…それでは!
おまけ
久しぶりに早朝次女と散歩をしました
犬も娘もとても楽しそうでした
今日は廃品回収日
いつもは雑誌をいらない紙袋に入れて出します
今回はいいサイズの袋が見当たらず次回にしておけばいいかなーと思っていたのですが
トレーナー活動時に氷嚢を固定しているラップテープがあった!と思い出し、それで縛って出しました
よく考えるとラップテープはそちらが本来の用途なんですよね
治療やトレーニングにおいても
本来の目的や意図を見失ってしまうことはよく起こります
特に「馴れ」というのは怖いもので
もともとは腰痛を改善するために行っていたはずのウォーキングや体操がお友達と立ち止まってお話をするだけの時間になってしまい、腰痛が悪化する
怪我を予防するために始めたウェイトトレーニングを漫然と集中力なく行った結果、怪我をする
なんていうことはよく聞く話です
ちょっと話はそれますが
トレーニング全般においては「手段の目的化」という言葉がよく使われます
「筋力を上げて運動パフォーマンスを向上させたい」と考えた選手がいたとして
その手段としてベンチプレスを始めたとしましょう
その目的は肩周りを強化して怪我を予防するなり、相手を腕でおしのけるなりの何らかの運動パフォーマンスを向上するのが「目的」となります
しかしウェイトトレーニングを始めるとそちらが楽しくなり、記録の向上ばかりに目がいってしまう人がいます
結果的に肩の周囲を強くするということからかけ離れてベンチプレスのテクニックのみを上手くすることに傾倒し、結果的にはベンチプレスの挙上重量は上がったけど競技力は何にも向上しなかったなんてことも起こり得るわけです
競技力を向上するための「手段」であったはずのベンチプレスが、「目的」となってしまった状態です
(特にウェイトトレーニングの中でもベンチプレスはテクニックで挙上重要に大きな差が出ます)
それはどんなことにも共通して言えることで
健康のために始めたダイエットを頑張りすぎて体調を崩したり、体に良いと聞いたものを食べ過ぎて太ったり…
本来の「目的」を見失った状態で「手段」だけを頑張っても意味がないというのとも繋がりますね
ラップテープの話からかなり脱線しました(汗
”手段は常に目的の為に
本来あるべき道筋を見失わず”
これからも気をつけて治療や指導にあたっていきたいものです
…それでは!
おまけ
久しぶりに早朝次女と散歩をしました
犬も娘もとても楽しそうでした
2016年8月3日水曜日
フィットネステスト
こんにちは
今日は名古屋高校の朝練を指導してきました
夏休み期間中は朝はウェイトトレーニングではなく基本的にランメニュー
フィットネスという名のしごきですが(汗
ともかく、夏合宿前最後の早朝フィットネスセッションということで
それぞれの現在のフィットネスレベルの確認と、合宿中も継続してやって欲しいメニューの提示の為、フィットネステストと上半身を中心としたインターバルトレーニングを行いました
以前からラグビーの競技特性に合ったフィットネステストはないかなぁと思っていたのですが、わかりやすさと簡便性から、いわゆるyo-yoテストと3000m走の計測で落ち着いています
そんな中
先日受講したセミナーで
"30-15 intermittent fitness test"
というのを聞いて
これだ!と思ったのですが
英語の説明文を日本語で理解して、生徒に落とし込むための準備期間が足りなかったことと、今までのそれぞれの記録と比較して欲しかったので結局今日もyo-yoテストを行いました
夏が明けるまでに実施して、これからデータを蓄積していく予定です
それにしても、自分の英語力の無さにがっかり…
名古屋高校ラグビー部もいよいよ6日からラグビーの聖地菅平へ上がります
私も今年は少しだけ現地でのサポートに向かう予定です
大きな怪我なく頑張ってきてほしいものです
…それでは!
おまけ
今日はおまけ写真がなかったので先日の写真。
今日は名古屋高校の朝練を指導してきました
夏休み期間中は朝はウェイトトレーニングではなく基本的にランメニュー
フィットネスという名のしごきですが(汗
ともかく、夏合宿前最後の早朝フィットネスセッションということで
それぞれの現在のフィットネスレベルの確認と、合宿中も継続してやって欲しいメニューの提示の為、フィットネステストと上半身を中心としたインターバルトレーニングを行いました
以前からラグビーの競技特性に合ったフィットネステストはないかなぁと思っていたのですが、わかりやすさと簡便性から、いわゆるyo-yoテストと3000m走の計測で落ち着いています
そんな中
先日受講したセミナーで
"30-15 intermittent fitness test"
というのを聞いて
これだ!と思ったのですが
英語の説明文を日本語で理解して、生徒に落とし込むための準備期間が足りなかったことと、今までのそれぞれの記録と比較して欲しかったので結局今日もyo-yoテストを行いました
夏が明けるまでに実施して、これからデータを蓄積していく予定です
それにしても、自分の英語力の無さにがっかり…
名古屋高校ラグビー部もいよいよ6日からラグビーの聖地菅平へ上がります
私も今年は少しだけ現地でのサポートに向かう予定です
大きな怪我なく頑張ってきてほしいものです
…それでは!
おまけ
今日はおまけ写真がなかったので先日の写真。
2016年8月2日火曜日
睡眠と運動パフォーマンスの関係について
どうもこんにちは
梅雨明けと共になぜか涼しい日が続いていましたが、ここのところはようやく夏本番の暑さといった感じになってきました
暑くなってくると、うまく睡眠が取れなくなり体調を崩したり、夏バテかなと思ったら睡眠不足だったりということが起きてきます
体調管理において睡眠はとても大切なので注意したいポイントです
スポーツ選手にとっても睡眠の質や量はとても大切だと言われており、アスリートの睡眠と運動パフォーマンスの関係は研究されています
”バスケットボール選手に睡眠時間を1日10時間、5〜7週間継続して取らせたところスプリントスピードやフリースローの精度が優位に向上した”
”通常よりも睡眠時間をあえて短くした被験者に三十分の仮眠を取らせたところ20mスプリントのタイムが優位に短縮した”
など
睡眠時間の増加は運動パフォーマンスに良い効果があるようです
ぜひしっかりと睡眠時間を確保したいですね
一方で
心理的なストレスや過度の疲労によりなかなか入眠できず睡眠の質が低下することも問題です
試合や大事な仕事の前などで『寝ないと!』と思えば思うほどますます眠れなく
なる経験をしたことが一度はあるのではないでしょうか
普段から入眠前のルーティーンを決めたり
単純ではありますがカフェインやアルコールを就寝直前には控えたりと、普段からリラックスして眠れる習慣をつけておくことで、いざ眠らなければいけない時にも特別なことをするのではなく同じリズムを保つことが何より重要であると言われています
眠れないとますますストレスや疲労は増悪し、さらに睡眠の質が低下するという負のループに陥ってしまいます
ぜひ自分なりの入眠儀式を作ってみてください
一般的な睡眠衛生方策をご紹介しておきます
・就寝と起床の規則的スケジュールを守る
・15分以内に寝付けない時は一旦ベッドを出て雑事をする
・寝室に時計を置かない
・就寝数時間前はコーヒー、アルコール、ニコチンを摂取しない
・ベッドでテレビを見ない、、スマホを見ない、物を食べない、仕事をしない、読書をしない
・適度に仮眠をとる(午後の遅い時間帯は避け、30分以内に留める)
・睡眠に適した室温に保つ(18℃)
・入浴後体温が下がりきる前に就寝する
(これらはあくまで一例です)
宣伝ですが…
首回りのマッサージや全身のストレッチング、酸素カプセルも効果的
不眠気味だと言われる患者さんに、手技を追加してあげるとその夜よく眠れたと言って頂けることもあります
睡眠の専門家ではありませんが、不眠で悩んでいる方、よろしければ一度ご相談いただけたらと思います☆
…それでは!
おまけ
今日はかずさ屋の落花生をいただきました
たまにはビールでも買って帰ろうかなぁ
梅雨明けと共になぜか涼しい日が続いていましたが、ここのところはようやく夏本番の暑さといった感じになってきました
暑くなってくると、うまく睡眠が取れなくなり体調を崩したり、夏バテかなと思ったら睡眠不足だったりということが起きてきます
体調管理において睡眠はとても大切なので注意したいポイントです
スポーツ選手にとっても睡眠の質や量はとても大切だと言われており、アスリートの睡眠と運動パフォーマンスの関係は研究されています
”バスケットボール選手に睡眠時間を1日10時間、5〜7週間継続して取らせたところスプリントスピードやフリースローの精度が優位に向上した”
”通常よりも睡眠時間をあえて短くした被験者に三十分の仮眠を取らせたところ20mスプリントのタイムが優位に短縮した”
など
睡眠時間の増加は運動パフォーマンスに良い効果があるようです
ぜひしっかりと睡眠時間を確保したいですね
一方で
心理的なストレスや過度の疲労によりなかなか入眠できず睡眠の質が低下することも問題です
試合や大事な仕事の前などで『寝ないと!』と思えば思うほどますます眠れなく
なる経験をしたことが一度はあるのではないでしょうか
普段から入眠前のルーティーンを決めたり
単純ではありますがカフェインやアルコールを就寝直前には控えたりと、普段からリラックスして眠れる習慣をつけておくことで、いざ眠らなければいけない時にも特別なことをするのではなく同じリズムを保つことが何より重要であると言われています
眠れないとますますストレスや疲労は増悪し、さらに睡眠の質が低下するという負のループに陥ってしまいます
ぜひ自分なりの入眠儀式を作ってみてください
一般的な睡眠衛生方策をご紹介しておきます
・就寝と起床の規則的スケジュールを守る
・15分以内に寝付けない時は一旦ベッドを出て雑事をする
・寝室に時計を置かない
・就寝数時間前はコーヒー、アルコール、ニコチンを摂取しない
・ベッドでテレビを見ない、、スマホを見ない、物を食べない、仕事をしない、読書をしない
・適度に仮眠をとる(午後の遅い時間帯は避け、30分以内に留める)
・睡眠に適した室温に保つ(18℃)
・入浴後体温が下がりきる前に就寝する
(これらはあくまで一例です)
宣伝ですが…
首回りのマッサージや全身のストレッチング、酸素カプセルも効果的
不眠気味だと言われる患者さんに、手技を追加してあげるとその夜よく眠れたと言って頂けることもあります
睡眠の専門家ではありませんが、不眠で悩んでいる方、よろしければ一度ご相談いただけたらと思います☆
…それでは!
おまけ
今日はかずさ屋の落花生をいただきました
たまにはビールでも買って帰ろうかなぁ
2016年8月1日月曜日
夏。
こんにちは
いよいよ8月
多くの学生スポーツはこの夏が最後の大会となり3年生にとっては「負ければ引退」という時期になります
現在身体に不調があって、試合に向けてコンディションを整えたいという方も是非お気軽にご来院ください
全力でサポートさせていただきます☆
一方ラグビーは全国大会の予選が9月ごろから始まるため夏は大会に向けて最後の調整期間といった感じになります
そんな中
夏休みを利用してOBが母校に顔を出してくれるというのも夏の楽しみの一つです
私のサポートしている名古屋高校にも今週末は多くのOBが集まってくれました
全国区の大学でプレーして活躍している選手から、他競技に転向したり、怪我でプレーヤーを諦めて全く他分野で頑張っている子まで、非常に幅広い卒業生がいるのが特徴です
高校生の時に指導や治療をした選手がいろんな意味で一回りもふた回りも大きくなって帰ってきてくれるのは何より嬉しいものです
現役時代によく一緒にウェイトトレーニングをした選手とも、久々にパートナーセッション。
いよいよ8月
多くの学生スポーツはこの夏が最後の大会となり3年生にとっては「負ければ引退」という時期になります
現在身体に不調があって、試合に向けてコンディションを整えたいという方も是非お気軽にご来院ください
全力でサポートさせていただきます☆
一方ラグビーは全国大会の予選が9月ごろから始まるため夏は大会に向けて最後の調整期間といった感じになります
そんな中
夏休みを利用してOBが母校に顔を出してくれるというのも夏の楽しみの一つです
私のサポートしている名古屋高校にも今週末は多くのOBが集まってくれました
全国区の大学でプレーして活躍している選手から、他競技に転向したり、怪我でプレーヤーを諦めて全く他分野で頑張っている子まで、非常に幅広い卒業生がいるのが特徴です
高校生の時に指導や治療をした選手がいろんな意味で一回りもふた回りも大きくなって帰ってきてくれるのは何より嬉しいものです
現役時代によく一緒にウェイトトレーニングをした選手とも、久々にパートナーセッション。
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