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2015年3月10日火曜日

お知らせ

どうもこんにちは

3月21日(土曜日)は春分の日で祝日ですが、当院はいつもどおり、通常通り施術受付いたします!

土曜日ですので、受付時間は
午前 8:30から12:30
午後 事前予約のみ
となりますのでお気をつけ下さい

季節の変わり目で、気候も変わりやすくなっています
風邪などに注意してお過ごしください

それでは☆


2015年2月10日火曜日

されどテニス肘

おはようございます

今日はテニス肘の話

みなさんご存知のこの名前、テニスをプレーする人によく起こるのでこう呼ばれています

手首をそらしたり指を伸ばしたりする 筋が肘の外側に付いていて、そこが引っ張られることで炎症を起こして発生する、と言われています

テニスプレーヤーの約半分がテニス肘を経験するとも言われ、非常に遭遇することの多い病態です

発症は比較的急激、主にバックハンドストロークやミスショット時に痛みを感じ、再発も多く、一旦発症し悪化すると日常生活動作でも痛みを感じるようになります

そしてなかなか治りません

特に手の平を下に向けた状態で物を持ち上げたりすると痛みます

テニス肘と名前が付いていますが、もちろんテニスをしない人にでも発生します。
手をよく使う人に発生すると言われることが多いですが、肘の周囲の組織が加齢などによって器質的に弱くなっていると、それほど強くない刺激でも炎症を起こしてしまうことがあるので注意が必要です


一般的にテニス肘は手首や指をそらす時に使う筋肉(短撓側手根屈筋や 指伸筋群)が上腕骨に着く部分で炎症を起こすことで発生すると言われ、腱付着部症の一種とされています

つまり使いすぎ、もしくは一度の強い負荷をきっかけにして起こった腱付着部の慢性炎症が主な病態と捉えられているわけで、関節内には病変は起こらないと思われがちですが

臨床ではしばしば、明らかに関節内に痛みや運動制限を訴える患者さんに遭遇することがあります

いままでは「かばって使っているうちに関節が硬くなってしまったかな?」という程度に考えていたんですが

もしかして重要な何かを見落としているかもと思い
勉強しなおしてみました

すると…

難治性のテニス肘の中には「関節内病変」が隠れていることがあるので注意!
とのこと



詳しくは難しくなるので割愛しますが

どういうことか、とりあえず要約してお話するとですね
短撓側手根伸筋の付着部は、肘外側(腕撓関節周囲)の関節包、ならびに滑膜ヒダまで連続性をもっており、筋付着部の炎症は関節内の滑膜ヒダまで及んでも不思議でない

ということ。

あまり要約できてないか…

言い方をかえれば
筋肉の付着部は関節よりも近位(上の方)にあるので、一般的にテニス肘の診断をするとき、圧痛部位を確認し、明らかに関節に痛みがある場合は他の疾患を疑うわけです

しかし、テニス肘でも関節内に痛みを生じる可能性があるよ、と

いままでテニス肘と思しき患者さんがみえて、圧痛部位の確認や徒手検査をいろいろやって

明らかに付着部だけの痛みであればテニス肘

関節に痛みを訴えるようであれば関節炎
(もちろんその他の疾患との鑑別もしますが)

てな感じで振り分けて患者さんに説明していたんです
「今痛みを訴えている場所は筋肉の付着部で、関節の外だからただのテニス肘ですよ」といった感じで

しかし

混在してることもあるんですね

テニス肘が悪化して、滑膜ヒダが原因でクリックを生じたりすることもあるらしく

知らずに遭遇していたらとても混乱していたかもしれないです。


いずれにしても治療は通常のテニス肘に準じて行われるので
・安静(テニスバンドの使用)
・ストレッチ
・筋力強化
・物理療法

が基本になりますが、病期によってはアイシングが有効であったりする事もあるので
テニス肘と思われる症状で困りの方は是非一度ご相談いただければなと思います




ということで

今回も勉強になりました☆









2015年2月5日木曜日

お知らせ

お知らせです

2月11日の建国記念日も、当院はもちろん通常通り施術いたします
お昼の予約施術もまだ若干の空きがありますので、お気軽にお問いあわせください☆

それではよろしくお願いします

超音波の効果について

どうもこんにちは

当院には超音波治療器を完備していますが一般的な疼痛緩和を目的とした機能だけでなく、骨折や軟部組織の治癒速度を速めてくれる機能も搭載しています

これはきっちりとしたエビデンスのあるれっきとした医療機器で、骨折の場合最大で40%近くも治癒速度を上げたいうデータもあります

(こちらのサイトも参考にどうぞ)




当院にも鎖骨骨折でこちらの機械を使用中の高校生がいるんですが、確かに効果が出ているようで、受傷から4週でレントゲンにて癒合傾向がみられるようになってきました

骨折の治りには個人差がかなりあるので、超音波治療器の効果で癒合が早まっているかどうか定かではありませんが、これだけ大きな転位のある骨折に4週間で癒合傾向がみられているのはやはりなんらかの良い影響が出ているんだろうと思います


最近はスポーツ選手なんかが骨折した場合、少しでも治療期間を短くするためにほとんどがこの機械を使っているようです

自分が学生時代に骨折した時も、こんな機械があったら良かったのになぁと思ってしまいますね


骨折だけでなく、肉離れや靭帯の怪我、オスグッド病、分離症なんかにも効果があると言われているこの超音波治療器

怪我を少しでも早く治したいという方はご利用されてみてはいかがでしょうか?

2015年1月27日火曜日

しまったぁ…

どうもこんにちは

今月2回新聞折込広告を入れさせていただいたところ、多くのお問い合わせや、ご新規の患者さんがご来院くださいました

予想以上に良い反響でとてもありがたく思っております

しかし、とある患者さんからご指摘が…
どうやら記載内容に間違いがあるとのこと



 よーく見てみると…

あらら


…地下鉄「希望ヶ丘 駅」になってますね

しっかり見直したはずだったんですが、見落としてました

正しくは「自由 ヶ丘駅」です

次回の折込分から修正します




今後ともよろしくお願いします!




2015年1月23日金曜日

少しでも参考になれば

どうもこんにちは

今日はちょっと長文です


そしてとりとめのないことを書きます



少し前に、フィギュアスケートの羽生選手が競技直前の練習で怪我をして、
その怪我を押して競技を続行したことに対していろいろな議論がなされました

その後競技を続行するべきか否かの現場の判断について、私がどうこう言うつもりはありませんが

あれ以降「脳震盪」という言葉と、その怖さや対応の重要性に対して、スポーツに関わる人のみでなく多くの一般の方も興味を持たれたのではないかと思います

自分自身ラグビーを長くプレーしてきたことと、医療現場でお仕事をしてきた経緯から脳震盪だけでなく多くの怪我を目の当たりにしてきました

その上で、脳震盪に対する私の考えについて少し書き起こしておきたいと思います

まず脳震盪とは…
「頭部への直接、間接 的な衝撃により引き起こされた脳の機能障害である。様々な非特異的症候(下記のような)を示し、意識消失を必ずしも含まない。以下のうち一つ以上が存在すれば脳震盪を疑うべきである
・自覚症状(例えば頭痛)もしくは
・全身的な徴候(例えば不安定感)もしくは
・脳機能の障害(例えば混乱)もしくは
・行動の異常」

と脳震盪対応のガイドライン*SCAT2に表記されています
*この「SCAT2」はスポーツに携わる人は必ず目を通しておくべきです

そのうえで、「脳震盪が疑われる場合は競技を中断し、医学的な評価を受けるべきであり、またその後の変化を観察し続ける必要がある。また脳震盪が疑われる選手は自動車を運転すべきではない」ともしています

ここで重要なのは、脳震盪は必ずしも意識消失を含まないという点です。
さらに、頭部になんらかの衝撃を受けて、なんらかの症状を呈した場合は、いくら本人が競技続行を望んだとしても医療スタッフのみならず、チームスタッフ、チームメイト、保護者などが競技の中止を宣告し説得する必要があります

なぜなら、脳震盪はそのプレーヤーの生命を脅かす可能性のある怪我だからです

たとえその時症状がすぐに消失して(したように見えて)も、もしも直後にもう一度同じ衝撃を頭部に受けた場合は致死率が跳ね上がると言われています

ですから、脳震盪は極めて慎重に扱われなければなりません



困るのはこんな時でしょう

例えば何かのスポーツの部活動の試合で、ある選手が転倒し頭をぶつけたとします
その選手は一瞬気を失ったように見えましたが、すぐに立ち上がり競技を続行しようとしました

そこに、SCAT2を知っていて、脳震盪についての知識のあるあなたが遭遇した場合、強く競技の続行を望んでいる選手を目の前にして中止を宣告することはできますか?

泣きながら、『この試合で負けたら引退なんです!』『この試合に進学と人生がかかってるんです!』と懇願されたら …?

そこで競技の中止を宣告するということはとてつもなく大きな責任です

冒頭に書いた羽生選手の場合がどうであったかはわかりません(そもそも脳震盪を疑う兆候があったのかもわかりませんし)が、このような状況になった場合

その判断は簡単なことではありません

大人の事情も絡んでくるでしょうし

誰も責任を負いたくはありませんから

ラグビーの場合、協会のガイドラインにはっきりと、脳震盪の疑いのある場合は競技を続行してはならないと明記されています

その為、どれだけプレーヤーが続行を希望したとしても、ルールとして競技を続行することはできません

プレーヤーの命を守るためにはコンタクトスポーツの場合、これはさほど大げさなことではないように思えます

でも、コンタクトスポーツではない場合、さすがにここまでやるのはやりすぎなんじゃないかという意見も当然あります

コンタクトスポーツならまだしも、普通になにかスポーツをしていてそう何度も頭をぶつける可能性はとても低いですからね

しかしやはり命を落としてからでは遅いため、スポーツ界全体で脳震盪に関するなんらかのルール決めは必要だという動きが起こっているのが現状です


個人的な意見として、理想を言えば
試合以前の段階でスポーツをするということは常に怪我のリスクがあるということをプレーヤー、保護者、指導者すべてが理解し、教育することが何より大切だと思います

命の危険がある怪我をすれば、どんな理由があれプレーを続行することは不可能だと教育する

まぁあくまで理想論ですが



とにかく、コンタクトスポーツでなくてもサッカーでも相手と交錯したり、ダンスや、例えばフィギュアスケートでも今回のように転倒して頭をぶつけることもありますし、水泳の飛び込みで頭部外傷を負うことがあります

つまり『もし脳震盪が疑われる症状があったらどんな場合でもプレーは続けられないよ』と普段からきちんと説明しておく

これだけでいざ試合の時に脳震盪が起きた場合に判断を下すことがとても簡単になりますし、選手も受け入れやすくなると思うんですよね


特に部活などの、自己での判断が難しい年代のスポーツは周りの人間が責任を持ってこの問題に取り組まなければいけません



しかし、しかし
例えばボクシングなどの格闘技の場合は?

以前あるところで読んだ記事で、「脳震盪を2度続けて起こすと致死率が50%になる」と書かれているものがありました

おそらく「致死率が50%上がる」の間違いだとは思いますが(2回の脳震盪で50%の人が死んだら、一試合で2回ダウンしたボクサーの半分が死んでることになる)

これはダウンしても立ち上がって戦う競技の特性上、一度のダウン(脳震盪を含まない場合もあるでしょうが)で試合を止めるわけにはいかないですから

この線引きは非常に難しいところです


…結局この問題に答えはないのかもしれません


ただとにかく、スポーツと怪我は切っても切れない関係にあること。
スポーツをするというのは、もしくはスポーツや怪我に関わる仕事をしているということは、常にそういった難しい判断を下さなければいけない状況に立たされる可能性があるということをいつも時自覚していなければいけないですし、特に子供たちになんらかの指導をしている大人は知っておいて欲しいですね






ということで、自分に言い聞かせる記事でした。

本当にとりとめのない話ですみません










腰痛にアイシング?

こんにちは


よく患者さんから、「痛いときは温めるのと冷やすのどっちがいいの?」と聞かれます

これは非常に難しい問題です


一般的に、急性期(ケガをした直後など)にはアイシング
慢性痛(肩こりや慢性腰痛)には温熱

と答えるのが簡単なんですが



アイシングの生理作用について考えてみると、考えさせられる部分がたくさんあります



ここでアイシングについて再考してみます

まずアイシングの一番大きな効果は細胞組織を冷却することで、血管を収縮させて血流量を低下させる、という点です

例えば打撲やねん挫により筋肉や靭帯が損傷した際、そこからは当然内出血が起こります

その出血は炎症反応を惹起し組織の修復を促すわけですが、あまり多すぎるとそのケガをした周囲にある傷んでいない組織を圧迫してしまったり、周囲への血流が相対的に減少し栄養供給が閉ざされてしまう為、ケガが治るのを遅らせてしまいます

ですから、アイシングによって内出血の量をコントロールしてあげる必要があるのです

残念ながらアイシングに一度起きてしまった内出血をひかせる効果はないとされていますが、冷却することによって腫脹が必要以上に起こることはある程度抑制できます

さらに、もう一つアイシングで期待できる効果に神経に対する作用があります

痛みというのは損傷した組織で発生し、それが神経によって伝達されて脳に届きます

その痛みの刺激が脳に届くことによって、損傷した組織を治さなければいけないと判断した体は組織を修復するためにさらに炎症を引き起こしたり、関節の怪我であれば関節の拘縮の原因になってしまったり、リハビリの妨げになったりと良いことはありません

アイシングはこの痛みを感じる神経の伝達をブロックしてくれる効果があります

脳に痛みの情報を必要以上に伝えないことで、必要以上に痛みに対する反応が続くことを抑制してくれるわけですね

さて、ここで表題の腰痛に対するアイシングの作用ですが

腰痛はほとんどが急性期の怪我ではありません、熱感や腫脹があることもほとんどありません

しかし私は腰痛にもアイシングを使うことが多くあります
詳しい生理作用であるとか、エビデンスがはっきりしているわけではありませんが、いわゆる慢性腰痛に近いような痛みに対しても、アイシングが絶大な効果を発揮することがあるからです


まず第一に、先ほどお話しした痛みを感じにくくしてくれる作用が働いているのだろうと思われるのですが、この「痛み」の感覚を抑えることで2次的に痛みによって起きた筋緊張も低下し、腰痛にいい効果があるのではないかと考えています

さらに疲労性の痛みに対しても、冷却によって起こる虚血後の再環流が疲労の回復に良い作用があるだろうと思います

まぁ経験 的な話のみで何の確証もないわけですが、実際に多くの患者様が温めるよりも冷やした時の方が施術後に痛みが軽減したとおっしゃってくれているので、効果があるのは間違いないと思うんです

最近はスポーツ後にアイスバスなどを行って疲労抜きを行うことも一般的になってきましたし、アイシングの効果は見直されていると思います



しかしアイシングに対して否定的な意見もあります
本来ケガをした際に起こる正常な反応である炎症を冷却することで抑制してしまったら、治ることまで抑制してしまう、という考え方です


これに賛同している方も多く
ケガに対して全くアイシングをしないというセラピストもいます

確かに一理あるな、と思う部分もありますが
私はやはり、腫脹が強くなりすぎることで周囲の組織が圧迫されるというのは組織修復の面でも良いことはありませんし、そもそも痛みが強い状態を放置することは得策ではないと思います


なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが

とにかく、状況判断をしながら上手に冷却と温熱を使い分けてくべきでしょう

今後もある意味では試行錯誤をしながら、患者さんひとりひとりにあったベストな施術を選択しつつ日々診療ができたらなと思います