夏が終わり、昨日は名古屋周辺を台風の通過に伴い久々の暴風雨となりました
今朝は後片付けに追われている方も多いかと思います
さて
夏といえば
我が家には今年小学校に通い出した娘がいます
どこでどうなったか、彼女は水が苦手でまともに水に顔をつけられません
それでも小学生になればプールの授業があり、泳げるようにとまではいかなくとも
水に潜れるようにはなるかなと思っていました
というのも私が小学生だった頃には水が苦手だろうがおかまい無しに一律で
潜ったり泳いだりの練習を学校でさせられたものです
ところが最近の小学1年生のプールの授業は
泳ぐどころかほとんど水遊び…
今や、学校の授業で泳げるようにしてもらおうというのは無理な話なのかもしれませんね
そこで思い出したのが
先日受講したセミナー講師の先生のお言葉
「体育は国語や算数と一緒」
脱ゆとり教育が叫ばれて久しいですが
一方で学校体育は、
「体育で運動が嫌いになる」「運動の嫌いな子に強要するな」という批判が増えているということに対応してか
「楽しくカラダを動かしましょう」というスタンスが善とされるようになってきました
しかし本来、「体育」とは「身体教育」の一部。
年齢や身体の発育段階に見合った運動学習をするのが目的です
生まれて2ヶ月で物を掴んだり離したりすることを覚え、半年で座り、11ヶ月でつかまり立ちをして、13ヶ月で歩き、2−3歳で走る…
それと同じように、いついつまでにこれとこれをできるように、と指導する
というのが本来の姿なはずです
*デビッド・L・ガラヒュー著「幼少年期の体育」より
運動が苦手でも練習すれば自転車に乗れるようになるように
適切な時期に適切な指導で、獲得すべき運動能力があります
そういう意味で
好きだろうが嫌いだろうが
国語なら1年生でこの漢字とこの漢字を覚える
算数なら3年生に九九を覚える
それができるかできないかで通知票の点数が決まる
といった
他教科と同等に体育も扱われるべきです
最近は高校生でも逆上がりができない、スキップができない、ボールがうまく投げられない、といった子がたくさん見られます
からだを動かす楽しみを伝えるのも大切なことですが
本来の「身体教育」の部分が抜け落ちてしまうことがないようにしてもらいたいなと思います
それでは!
おまけ
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